昨日は信州ファース会主催の研修会で小難しい内容の講義を行ってきました。
質疑応答でも難しい質問には相当する難しい内容の回答となります。
特に温熱環境の話では、λ(らむだ)とかUA値などの単語が飛び交います。
通常の方々には殆ど理解し難い遣り取りだと思われます。
会話とは、言葉のキャッチボールの出来ることなのでしょう。
発した言葉に相手は、どのような言葉で返すかで内容を吟味する必要があります。
テレビの政治談議で「言葉尻をつかまえる」会話を聞くことがあります。
そもそも「言葉尻をつかまえて」上手く行く会話などはとても少なそうです。
家庭裁判所の調停室では、うっかり当事者の心情に触れる遣り取りがあります。
調停員は、当事者に対し、あくまでも冷静沈着でなければならないのですが、当事者の見えない心情を突いて逆鱗に触れてしまったこともありました。
人と人の関わりで人間社会は構成しています。
相手の心情を知ろうと意識して会話に臨めば、言葉尻をつかまえられることもありません。
報道番組などでは、キャスターの発言が問題になる場合もあります。
その場面を実際に見聞きしていれば、マスコミによって意図的に着色される場合が多い様に思われます。
マスコミは、「つかみ言葉」をキャッチコピーにして記事を見るように仕向けます。
写真は茅野駅に滑り込んで来た特急あずさ号ですが、電車の中の週刊誌の中吊り広告は、まさに衝撃的コピーです。買って読めば中身の殆どは空虚な内容になっているようです。
また電話は、相手の表情が見えません。言葉使いだけで信頼を失う場合もあります。
言葉のキャッチボールは、放った言葉が返って来やすいような気遣いも必要のようです。
さて、今日は車で1時間、電車で3時間、飛行機で1時間半の移動でした。
肌寒いくらいの北海道北斗市の本社に落ち着きホッとしたところです。
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