発電方法を思考する…東京都内～羽田空港～函館空港～北斗市

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昭和60年、私は家中で使用する熱源の総てを電気で行う事を住宅システムとして実践しました。
それは超気密住宅では、温度だけでなく湿度管理も行うためです。

今年の4月現在で、化石燃料の火力発電の割合は約75％に及びます。
石油やガスは、そのまま燃焼させて暖房するのが最も早道で効率的と思いがちです。
各家庭が燃焼機器を使用すると、微小稼働の際には膨大な窒素酸化物を排出します。
昨今はエアコンによる冷暖房が主流となりました。

エアコン稼働には当然ながら電力を用います。
その発電には紛争が絶えない中東諸国からの輸入に頼りしかありません。
そこで原子力発電を開発したのですが、福島第一原発事故で原発は総てが悪いとの風評が消えません。

確かに深刻な原発事故でしたが、そのため昨年まで6.5％だったのが更に今は4.3％にまで減少です。
あの福島原発事故から色々なことを学び、二重三重、四重五重の安全対策を施しています。
それでも原子力発電は、いまやイデオロギーになりつつあります。

再生可能エネルギーを推奨する声があります。
太陽光パネルを生産過程で出すCO2や、20年前後で廃棄する際のゴミ問題もあります。
水力発電も山林や河川を犠牲にし、地熱発電コストは電力料金が倍になります。

安全な原発の在り方よりは、むしろ反原発を唱える原発アレルギー方が課題と感じます。
いまや電気なくして私達のライフサイクルは、保持する事など出来ず冷静に電気の在り方を問うべきです。
今日は冷房対応型の住宅を構築するため、東京都内で色々な部材を見聞してきました。
画像は「ゼロスマファース」（年間ゼロエネハウスファースの家）のリーフレットです。

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