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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱性能世界一のガラス開口部…北斗市

2020-12-02 17:33:00 | ファース本部

 

一般のガラスをフロートガラスと云います。

単板フロートガラスの熱を逃がす量(熱貫流率)は、5.9w/㎡k(wは時間当たり1平方メートル、kは1度の温度差)です。

 

フロートガラスを複層(6㎜間隔)にして、中にアルゴンガスを封入すると3.4になります。

同じく12㎜間隔では2.9、複層ガラスの内側に特殊金属粒子をコーティングすると1.7、更にアルゴンガスを封入すると1.4となります。

ガラスを3枚合わせのトリプルLow-Eにすると、1.0を切り0.88のガラスもあります。

 

私達は那須塩原市の販売代理店さんでガラス加工を得意とする、星野アルミ建材さまと色々な断熱ガラスの加工実験して来ました。

星野アルミ建材さんの磯副社長の執念は、何よりも凄かったと思っています。

出来上がったのが、6枚の特殊断熱ガラスであり、実験段階では、0.22を記録しています。

 

高性能グラスウール24㎏で約0.36程度となります。

これは断熱材の仕様性能値であり、実際にグラスウールを挿入して熱負荷試験すると0.44位まで下がってしまいます。

私達はあらゆる断熱材の試験用加熱boxをつくり仕様値でない、実際値を出しています。

 

ファース工法専用部材の「エアクララ」は当然ですが、対比するあらゆる断熱材を加熱実験で数値を出すと、メーカーの仕様値とは大きく異なる断熱材も多く存在します。

この同じ試験装置で6枚ガラスは、グラスウール250㎜の半分、0.22である事が解りました。

 

世界中のガラス開口部の断熱性能(熱貫流率)を調査しました。

その結果、北欧には0.38のガラス開口部がありました。

私達が創ったこの0.22のガラス開口部は、世界に類のない最高性能だと自負しています。

 

実験ボックスは、無理やり加熱して温度差をつくり数値を特定しています。

今度は、新築自宅の北側に取り付け、生活空間でのサーモグラフィでエビデンスを取ります。

写真は取り付けられた超高断熱ガラスです。

対比できるよう左上にトリプルガラスの窓を付けました。

透明度も単板フロートガラスと殆ど変わりません。

上手くいったらファース工法に限って供給します。

 ファース本部オフシャルサイト毎日更新

#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装

 

 

 


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