豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

どうなったかではなく自分はどうするか…北斗市

2015-08-28 17:47:08 | ファース本部
世の中は、「誰がこうしてこうなった」とする論評が溢れています。
社会現象を分析して講評するのも大切な仕事なのでしょう。
この講評に主観的な要素が加わる批評には、批判めいた酷評に変わることもあります。
私は、従前の仕組みや遣り方を改革してきましたが、バッシングに近い酷評ばかりでした。

私は、「このようにしてこうなった、然るにこのようすることを提唱する」との講評があまりにも少な過ぎます。世の中は、総評論家の様相をなしているようにも感じます。
他人や他社、他組織の行いを批判することはいとも簡単です。だったら貴方ならどうするか。

他所の行いを批判するのであれば、「然るに自分(自社)はこのように致します」との意見を示すことが重要です。
政治の世界では、野党が与党批判を行うことが役割なのでしょう。
しかし、私達のような企業人は、他社や他人の行動の批判だけをしているのであれば、やがてエンドユーザーの市場から追い出されてしまいます。

特に住宅産業は、お施主様の一生一代の家づくりを担うのですが、自社の家を売らんがために、他社の弱点を批評するコメントばかりが目立ちます。
どのような住宅システムにも一長一短があります。
お施主様のニーズに沿わない場合は、潔い対応も必要なのでしょう。

今日は数件のメール住宅相談の回答を行いました。
ある工務店で行った家づくりで、新築竣工間際になり、施主と工務店との信頼が一気に揺らぎ始めているのです。
契約前にその工務店経営者から、聞いた他社や他工法の欠点の話は、そのまま出来つつある自分の家に当て嵌まっていると言うことです。

一方、協力業者(下請けの大工さん)の、あまりにも乱暴な暴言で困り果て、対応策の相談者は、私にメールした夜に、施工工務店の社長が当事者である大工さんを同行して一緒に頭を下げて謝罪に来て行ったと言います。
翌日から一転して丁寧で優しい職人になったと……

多くの人で成り立つ家づくりは、工務店経営者の気付きや配慮でお施主さんと関係が左右されそうです。
さて、秋風が強く吹き社旗が真横(写真)になって揺れています。
明日は、日帰りの札幌出張となります。

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