豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱材と施工法について…森町~七飯町~北斗市

2011-12-17 16:50:54 | ファース本部
私達は、家づくりの断熱方法について公的な仕様書に基づき、同じ失敗を何度も繰り返してきました。
公的な仕様書を確立した高名な先生の講習会には欠かさず参加もしました。
しかし、どうにも思いあぐみ、思い切って大先生に質問をしてみました。

その大先生の答えは「断熱性能が出ないのは、貴方の施工精度に問題だ」と指摘されます。
自分が作業するのですから施工精度にはこれ以上の丁寧さなどないくらい工夫をします。
施工方法には、限りないほどの知恵と工夫を重ねても根本的な解決になりませんでした。
自分が責任のとれる断熱・気密手法を確立したいと思い立ったのは35年前でした。

平成5年、国内で初めて私達は、樹脂現場発泡・断熱施工の公的な評定を交付されます。
それ以後、毎年のようにバージョンアップを繰り返して現在に至ります。
従来の断熱手法と対比すると例えば2m立法のボックスを作り、その6面すべてを100ミリ断熱材で囲い、中に100wの電球を一個だけ点灯させます。

厳寒期の外気温は、マイナス5℃、ボックス内温度が従来断熱材で9℃、私達の樹脂断熱材で16℃と7℃の温度差があります。私達は、この試験ボックスを6個ほど作製し、あらゆる断熱材の性能試験、ストレス試験を繰り返しています。何年に何回も加湿試験を重ねながら…

私の自宅でもグラスウール断熱を充填した部屋と、開発した樹脂発泡した部屋は、足を踏み込んだ瞬間にその違いを肌で感じます。何故そうなるかの理屈よりも肌で感じた方が…
明日も北斗市の30km北にある森町で「ファースの家」竣工体験見学会を開催しています。

写真は先程撮った会社前ですが氷点下5℃の中を部活の終わった上磯中学校の生徒が帰って行きます。
せめて自宅に戻ったら暖かいお部屋が待っていてくれれば良いのですが。

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