北海道の昔は「蝦夷地」と云われてアイヌ民族の人々しか住んでおりませんでした。
その江戸時代から明治になり、その北の大地の蝦夷地を開墾して豊かな生活を夢見た人々が本州各地から渡来し、今の北海道の根源がつくられて来たようです。
昨日お邪魔した網走市の山内建設は愛媛県がルーツだと云います。
写真は、今日訪問した北見市を代表する建設会社、岡村建設株式会社さまで撮りました。
私の右が岡村建設会長の岡村叶夫さん、左がご子息で社長の岡村金司さんです。
岡村さんのルーツは四国高知県だそうです.
明治20年代、祖父母の時代に高知から、大工として開墾労働者の宿舎を建造することが目的で渡来したそうです。
岡村叶夫会長の現在は、祖父母の郷里の高知県とご縁を大切にと高知県人会長、高知工科大学の北海道地区サポーターもなさっています。
岡村建設さんは、様々な人脈を生かして、地元でトップクラスの建設会社となっています。
午後からは、弟子屈町の近藤建設さんを訪問して近藤明社長と懇談してきました。
近藤社長も二代目経営者ですが、真冬に雪に埋もれる地域でありながら、天候に左右されない、職種の企業経営者に可愛がられ、恒常的に建築受注できる体制を構築しています。
夕方には、斜里町の丹羽工務店さまを訪問し丹羽社長ご夫妻と遅くまで家づくり談議に時間を忘れるようでした。
いずれもFAS加盟工務店さまの経営者ですが、それぞれのルーツは異なり、経営手法も違います。
共通点は、このような厳しい時代にありながら、健全な経営を為していることだと思われます。
北海道の大地は、一つの街を超えて次の町に行くため、長く伸びた道を1時間も進む必要があります。
その広い大地には、岡村建設さまのような様々なルーツを持った人々で切り拓かれ、東京などへの食糧生産地域の役割を果たしているのです。
厳しい気候は、マインド的に足腰の強固な経営者を育成しているように思いました。
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