豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スプレー発泡断熱とは…福山市~広島空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-10-29 17:35:58 | ファース本部

このウレタン断熱材には、工場などで生産された板状のものと、建築の現場で液材を使い、現場でスプレー発泡するタイプのものがあります。

スポンジもウレタンの一種で連通気泡と云い、気泡の中のガスを抜いたものです。

 

ウレタン断熱材は、気泡の中に炭酸ガスやフロンガスなどを閉じ込め断熱向上さます。

このフロンガスも温暖化係数の少ないガスに切り替えつつあるのが現況です。

私達のファース工法は、パネル状の硬質ウレタン断熱材を外張りしてから、その断熱板に内側からスプレー発泡して家全体をシームレス状に包んでしまいます。

 

ウレタンボードの場合、壁と屋根、壁と床下などの継ぎ目処理に複雑な技術を要します。

断熱、防湿、気密の才能を完璧に担保するには、床、壁、屋根を一体的にスプレー発泡することが肝心です。これは何十棟もの施工での苦い経験から編み出した手法です。

 

断熱材の厚さを確実に確保するにも相応の段取りが必要です。

私達は特許手法のスプレートと云われるゲージを埋め込む方法をとっております。

この樹脂スプレー発泡断熱工法は、私が平成元年に住宅用に処方改良して構築しました。

 

ところが、住宅はグラスウール断熱材で行うように基軸が確立しており、確認申請の段階で建築主事からNGが相次いたことがありました。

彼らも見た事も聴いた事もない断熱仕様に戸惑ったのでしょう。

 

それでも理解ある審査する学術者の先生方もおり、4年の歳月を経て平成5年4月には、日本で初めて公的認定を交付されました。

それからは堰を切ったようにあらゆる樹脂スプレー発泡断熱工法が乱立するようになって行きます。

 

現在は年間5万棟にも及ぶスプレー発泡断熱の家づくりが行われています。

発泡断熱は、発泡促進剤(膨らし粉のような添加物)を入れるとあっと言う間に膨らみます。

私達のようにスキン層を何枚も重ねて行う施工など、ピンからキリまであるのです。

写真は天井部分の施工が終わった状態です。

<a href="http://blog.goo.ne.jp/fas-21/">毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ</a> 

<a href="http://www.fas-21.com/">ファース本部オフシャルサイト毎日更新</a> 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先ずは明確なビジョンから…北... | トップ | 卓越した山岳遭難防止のスキ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事