豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

相対湿度と絶対湿度とは…北斗市・本社

2023-12-14 17:14:06 | Weblog
相対湿度と絶対湿度とは…北斗市・本社
画像は、研修室の湿度計ですが湿度30「%」と割合で表記されます。
割合・何に対しての割合なのかは、誰も気にしていないようにも感じます。
ファース本部は、この住宅内の湿度を一定化させる手法を開発しました。
外部の湿度は、天候によって大きく変動しますが、家屋内湿度を一定化させるのです。

「%」とは、その時の気温(気温が湿気を抱え込む器)を把握しなければなりません。
温湿度計を日当たりの良い場所に置くと、気温が上がり湿度が下がります。
同じ部屋の日の当たらない場所に移して置くと、湿度計の湿度が上がります。

同じ部屋なので湿気の量は変わりません。
しかし、気温と云う湿気を抱える器が大きくなると割合に変化が生じるのです。
この実際の湿度を「絶対湿度」と云い「g」の重さで表記するのです。

例えば気温20度、湿度50%時の絶対湿度は7.3gですが、湿度80%で11.7gになります。
逆に同じ温湿度で湿度30%では、4.3gと少なくなります。
湿気を抱える気温によって湿度は変動するため「相対湿度」が正確な呼び名です。

北海道では真冬になると湿度が90%にもなりますが、気温が低いと器が小さくなって湿気の割合が高くなっているのです。
実際の湿気「絶対湿度」に変わりはありません。
湿度は、相対湿度と絶対湿度の意味を知っておきましょう。

あるハウスメーカーが「家は性能」をキャッチコピーにして高断熱住宅を販売しています。
ハウスメーカーにとって画期的な事であり、大いに評価したいと思います。
しかし、そのお施主様は「温かいけど乾き過ぎ」と漏らしますが常套なのです。

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道南家づくり

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