豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

神秘的な木造住宅の構造メカニズム…北斗市・本社

2023-02-12 15:10:50 | Weblog
神秘的な木造住宅の構造メカニズム…北斗市・本社
年輪の中心を持つ角材を「芯持ち材」と言います。
その芯の周り板にした4面は全て「板目」と云い雲形状の模様です。
芯から外れた部位の裏表が「板目」、左右両面が「柾目」と云います。

大工さんの匠の技は、この年輪の目を読む事が大切です。
柾目と板目は、部屋ごとに木の目の表し方も重要。
その木材の仕口(木材の切り口)は、組んだ時、強度の構造的な絡みがあるからです。

樹木が育って行く環境は、木材となった時の特性に大きく影響してくるものです。
年輪の輪の数はその樹の年齢を表す事は誰もが知っています。
その年輪の間隔を見る事で、樹の育った環境を読み取る事も可能。

丸い年輪の切り口で、南面に向かった方はその間隔が北面より広くなっています。
またその年輪の間隔から、その樹の東西南北の状況を読み取る事も。
南に向いていても、南面に大きな樹木などで日陰を作っていれば、西か東から太陽の恵みを取る機能が樹には本能的に備わっています。

木造住宅は、土台、柱、梁、桁などと木材を上手に組み合わせて構造物に致します。
木と木をホゾと言う特殊な仕口で組み込みます。
大工の技は、追っかけ継ぎ手(写真)などは、その木の目を読んで確実に絡まり易い継ぎ手として加工します。
「#福地建装」「#ファースの家」「#ファースグループ」

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