豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

暖かい家づくりの要件とは…七飯町~北斗市

2014-12-20 16:57:00 | ファース本部
暖かい家をつくろうと沢山の断熱材を入れたとしても隙間があれば暖かくなりません。
暖房すると空気が膨張して軽くなり、家屋の上部などの隙間から外部に漏れ、冷たい空気と入れ替わってしまいます。
つまり冷たい空気は重いので人間が居る家屋の底辺(床の上)と同じ位置になるのです。

隙間のないビニールハウスは、太陽熱を取り込み、地べたに蓄熱して保熱します。
太陽の出ている時は陽射しの通るビニールで厚くなります。
しかし夜などに日陰になれば一気に寒くなることでしょう。
このような気密性能に加え、家には断熱力が必要になるのです。

また人が家の中で生活するとかなりの水蒸気を発散させています。
この湿気も熱なのですが、隙間が無ければこの湿気を家屋内に保有することで、身体から水分の蒸発をし難くして、体温を奪われないような環境保持をする事も可能です。
保湿の出来るような気密性能と、その湿気に耐えられるような断熱材との組み合わせです。

暖かい家は、気密、断熱、日射熱の取り込み、蓄熱、保湿、調湿の要素を性能として保持していなければなりません。私達ファース本部は、常に複数の断熱材種類を何社かの断熱材メーカーの協力を戴き最善の品質と施工法を吟味しています。

何シーズンをも経過させ、暖かい家、涼しい家の性能と性能変化の確認作業を行った後に住宅システムとして採用されます。一朝一夕で完成しない住宅システムです。
このような研究開発は、時代背景に合わせてバージョンアップされ、未来永劫に続く事になるのでしょう。

今日は大沼公園の近郊にあるファースの家・ゲストハウス(写真)に行ってきました。
室温分布をチェックしてきました。
普段は人が住んでいないので家屋内の室温管理に様々な工夫が必要になります。

さて、この時間になって気温が8℃まで異常上昇している北斗市です。
この後には、かなりの雨が降るそうですが、その雨の後に寒波がやってきそうです。
寒冷地の真冬の厳しい環境にいると言うことなのでしょう。

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