豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「衣食足りて礼節を知る」…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-12-11 18:04:31 | ファース本部
「衣食足りて礼節を知る」この表題は、中国の思想家の言葉です。
衣服が満足でなく、食物に事欠くような状態では、礼儀礼節を解く以前の問題だと言うことなのでしょう。人間以外の動物の殆どは、毛皮をまとっており、衣服が足りています。
動物は、生命を永遠に延命させるため、本能で生かされているようです。
礼節の前に衣服があり、腹を満たされ、子孫存続の行動となるのでしょう。

今朝、モノレール乗り場で旅行用の衣服をまとった数人の若い女性が、大きな声でゲラゲラと奇声に近い大笑いをしながら盛んに話し込んでおりました。
持っている有名ブランドのカバンなどから、満ち足りた生活をしている都会人のようです。
入り口を塞いでいるため「その入り口をあけてくだい」と、さりげなく注意したら「入り口は向こうにもあるでしょ」と言う返事が返ってきました。

以前にも同じようなことがあり、近くにいた警察官に「これは迷惑行為違反と伝えます」と言ったら、すごすごと外に出て行きました。この直ぐ後に、老齢のお婆さんの手を取り、荷物も持ってあげ、ゆっくりとモノレールに乗り込んで来た少年がいました。

満席でしたが入り口の近くに座った中年の夫婦らしい人が、さっと立ち上がり、お婆さんと少年に席を譲りました。その時の少年の嬉しそうな笑顔、手を合わせてお礼の態度を示すお婆さんの姿がとても印象的でした。

この席を譲った中年夫婦と会話をすることが出来ました。
奥様が病気の療養で田舎にいたのですが、元気になったので都内の自宅に帰るのだと言います。「タクシー移動は料金が高いのでモノレールを」と、相応のお金持ちなのでしょう。

現在は「衣食足りて礼節を忘れる」の時代になったのかと思えるような若者がいて。
お年寄りを心から労わるような少年がいて。
療養で元気なり、席を譲れる中年夫婦がいて。
出来れば、「衣食が満ち足り心豊かに」の姿を見たいものです。

さて、今日は日本橋近くの有名鰻店で経営者昼食会を行い、「食足りる贅沢」(写真)をさせて戴きました。今夜はこれからメーカースタッフ懇話会に参加です。
明日は東京都内で用事を足してから四国に移動します。

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