豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

理屈や理論より実績が…高松市内~高松空港~羽田空港~東京都内

2014-05-22 18:46:51 | ファース本部
住宅をつくる際に使用する建材、備品などは、一定の基準に基づいたJIS規格の仕様基準(スペック)が記載されております。
例えばエアコンのAPF(COP)と云われるエネルギー消費効率などは、一定の環境化で試験されたデータに基づいています。

JIS規格の環境より好環境の場合は、JAS規格性能より良い結果が得られます。
当然、悪環境化で使用するとエネルギー消費効率が悪くなりますがエアコンは、その使用する環境で効率が大きく異なって参ります。

どんなにAPFの優れたエアコンでも使用する環境と使用法によっては、性能を引き出すことが出来ない場合も多いのです。私達が全国展開をしているファースの家は、天井裏に高機能(冬でも使用できる機能搭載)エアコンを取り付ける方法を採用しています。

6月上旬に家の構造体の温度は、外気影響で26℃前後になっていますが、26℃構造体温度をそのままキープして一夏を乗り越えるのです。冬が近づくと同じく26℃の構造体温度をキープしたまま一冬を乗り越えるのです。つまり極めて微小稼働でエアコンを使用します。

このような手法は、もっとも効率の悪い使用方法だとエアコンメーカーや学者の先生方からの指摘を受けたことがあります。当然、最初からリスクを冒すつもりはなく、専門家から指導された方法でスタートしました。その後、設置法や使用方法を試すうちにファース本部には、この方法が最も省エネになるとデータを多く得られました。
現在の設置法と使用方法は、一朝一夕でなく10年近くの歳月を掛けて様々な稼働モードを試してきました。理屈や理論だけで現場が稼働する訳ではないのです。既に建築されたファースの家は何千棟にもなりますが、電気料金で実績をつくっています。

今日は、香川県さぬき市のFAS工務店、山下建設工業株式会社さんを訪問しました。
写真は、社長の山下 昇さんと撮ったのですが、山下社長も徹底した現場主義者でした。
大工さんだったご祖父の創業した工務店をお父さんが引き継ぎ、山下昇さんは三代目に。
工務店経営そのものも現場主義を貫いております。

やって見せて結果を出してあげなければ現場主義の工務店経営者は納得しません。
午後からは、FAS販売代理店の讃商さん主催の地域工務店セミナーでも現場主義の大切さを講話に盛り込みました。このブログは高松空港で更新していますが、これから東京に移動し、明日は東京都内、一般ユーザー対象の住まい講座です。

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