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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

原子力発電の是非を問う前に…北斗市~木古内町~青森市~仙台市~東京都内

2013-01-10 20:35:32 | ファース本部
原子力発電の危険度は、福島事故を経験し、誰もが深刻に受け止めるようになりました。
核のゴミの最終処理問題、制御不能となったときの怖さなど福島原発事故は、私達一般庶民に嫌と云うほど様々な情報を与えてくれました。

今や原発をどんどん増やそうなどと考える人などは、殆ど存在しません。
いずれにせよ過去40年間にもわたり原発は、30%もの電力を担ってきました。
ところが今すぐ、全ての電力を原発以外で賄おうと云う事になれば貿易収支は赤字になり、企業の海外転出、雇用不安、デフレ増長などマイナス要素が。

阿倍新政権が「原発の新規増設も在り得る」とも取れる発言をしただけで株価が上昇します。
世論の支持で政治は成り立つわけで誰がみても原発新規増設は無理な話です。
しかし、企業経営には気概を与えるマインドコメントと受け止めるべきではないか。

今、原発推進派と反原発派が対立していても建設的ではないように感じます。
原発が怖い、怖くない、安全か、安全でないのかを科学的にチェックできるのであれば国民の動揺も収まるのかも知れません。しかし、いつまでにゼロに出来るかは未知の世界だと。

その科学的チェックも何処のどのような機関から提供されるチェックシステムかにもよりそうです。
震災の被災係数が80を超える浜岡原発を停止させましたが、福島原発の被災係数は0だったと云います。
その係数も専門家と云われる学者がデータを吟味しての係数です。
放射能に関する被ばく情報も、学識者によってまちまちで誰を信用していいものやら…

クリーンエネルギー発電が整うまでは、既存原発を信頼に足りる第三者機関のチェックを受け、安全管理に万全を期し、段階的な切り替えを行うべきと思われます。前提は「いずれはゼロ」が条件です。

今日は東北電力本社で意見股間を行いました。
聴き難い事も含め当事者から直接聴く内情は切実な危機感でいっぱいです。
しかし何とか工夫と知恵で乗り来る方法を懸命に模索していました。

さて、写真は新幹線の車窓から雪の無い、関東平野の夕焼けを摂りました。明日は一日東京都内に。

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