豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

話の聴き上手は人格形成の基本…北斗市~函館~千歳~札幌

2011-01-20 21:53:16 | ファース本部
人の話の聴き方については、私自身もずいぶんと赤面するような反省があり、人の話を途中で遮ってしまう場合があったような気がします。
話の方向性を話半ばで勝手に忖度し、言葉と態度で自分の思う方に向けようとする事です。

話す人は、自分が云いたい事の要点を最後にまとめて転結させようとしています。
話を遮った事で、その要点がぼけて肝心な情報を聞き洩らすだけなく、人間的な不信感を与える事の方が更に深刻だと思われ、そのような失敗が多くありました。

自分の話を遮られ、違う解釈をされた時には、意思疎通の回復に相当のエネルギーを消費します。とにかく、落ち着いて相手の話をじっくりと最後まで聞いた後に、自分の意見や考えの刷り合わせを行う事が基本なのでしょう。

時間に限りの在る場合は、あらかじめ時間設定を冒頭に確認し合う事が必要です。
自分だけが時間を気にして人の話をせかすと、どうしても意見交換が半端になります。
普段、忙しい、忙しい云う言葉が口癖になっている人に共通する癖だと云われます。

「忙しい」とは「心」へんに「亡」と書き、まさに心を亡くしている状態を云います。
心の通わない言葉の遣り取りは、正確な意思疎通ができないだけでなく、些細な言葉尻に腹が立ち、相互がイライラして疲れ、そのような時間こそロスタイムと云えそうです。

話の聴き上手こそが人格形成の最も大切なプロセスのように思います。
会話を始める前に相手が話し終えてから自分の口を開けと、自分自身に言い聴かせる事で、コミュニケーション能力が向上して新しい人間関係が構築できそうです。

今日、弊社の札幌事務所を訪ねて戴いた滋賀県草津市のパナソニック株式会社・エアコン推進チームリーダーの高須由哲(よしあき)さん(写真)とお話が出来ました。実に聴き上手のエンジニアです。来月10日開催のパネルディスカッションのパネラーに最適です。

夜は、札幌ファース会で1時間30分の講話を行いましたが、皆さんが聴き上手でした。
さて、札幌は凄い雪と思って来たのですが、予想に反して穏やかです。明日は岩見沢に…
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