豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地場山林の活用で雇用創出とCO2削減に…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-11-13 22:51:06 | ファース本部
政権交代で私達がはじめて目の当たりにする事業仕分けの様子が報道されています。賛否の意見がありますが、税金の使い方を公開する事にこそ意義がありそうです。税金の使い方にも大改革が必要ですが国内林産業の疲弊ぶりも要チェックです。

日本の林産業を大きく見直す時が来たようです。
人の営みで排出する大量のCO2を山林の樹木が吸収してくれます。
人の暮らしの在る地域に森林が活き活きと息づいていなければなりません。
現状は、例え国内の山林を無料で貰ったとしても伐採、搬出、運搬製材、加工して販売するとかなりの費用が掛かり輸入材に価格で負けます。
外国からの輸入材は、山林で伐採と製材加工され直ぐに船舶搬送してきます。

価格だけで比較するとこのような状況となるのが現実なのですが、CO2削減と失業者対策に本気で取り組もうとするなら、地場山林を上手に活用する事でしょう。
山林は住宅建築に伐採すると同時に植樹と手入れが必要です。つまり、住宅産業の一環として位置づけすると大きな雇用の創出が出来そうです。

山林は人の生活で出したCO2を吸収しますが、山林が自分達の暮らしの近くに在る事です。人の暮らす近くにあるから雇用が生まれ、運搬で放出するCO2も削減出来ます。輸入材を船舶運搬、陸揚げ後の自動車搬送で排出するCO2を、10分の1まで削減出来ると言う事です。

昨日は北海道の女満別空港の近くに在る美幌町から東京ビッグサイトのホームショーに出展している敬愛する仲間達を応援に訪れました。
「美幌.木夢(びほろどっとこむ)クラブ エコランド」と言う名称で組織し、北海道の地場林産を育成しようと発起したクラブです。

写真は右から代表の高橋工務店、社長の高橋広明さん、ファース山岸工務店、社長の山岸伸行さん、東オホーツク美幌、社長の木曽英次さん、松下工芸、社長の松下敏夫さんです。

木夢クラブは、北海道内の森林に豊富に存在するカラ松(落葉松)を集成加工して家づくりに使用する事業を行っています。林産業の課題は、北海道に限った事ではありません。北海道美幌町の取り組みをモデルに、全国各地の林産業の振興を図り、CO2削減と雇用創出を図って行きべきであり、小さな自治体から国家レベルの活動に拡大が望まれます。

昨日、ビッグサイトで様々な情報を入手しました。今日は北斗市の本社に帰社して販売代理店の指導項目を作成しています。北海道各地、明日は雪の予報が…
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