豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

好奇心から無いものが生まれる…北斗市

2009-05-18 18:03:05 | ファース本部
「ひと言言えば10をも悟る」「打てば響く」などと言いますが、頭がソフトで回転がよく、つまりこのような人は「頭の良い人」の典型なのでしょうか。しかし、このような人は、東京大学のような偏差値の高い学校に入れないのだと言います。

身体でものを知っている大工さんや左官屋さんなどの職人たちは、勉強が出来なくとも頭の良い人が多く存在します。また弊社のファース本部のスタッフを見渡すと特別な大学を出た人など皆無です。しかし、頭の良い人材が揃っているのが自慢でもあります。

弊社スタッフも入社した時から頭が良かったかどうかと言えば、決してそうとは言えない状況でした。彼ら彼女らは、大工さんなどの職人さんに見せられ、教えられ、叱られ、褒められながら現場を知り、身体で感じるようになったようです。

それをデスクワークにおいて理論付けてして行く過程の中で頭を鍛えていったのでしょう。弊社は、社員教育だとの意識付けなどをしておらず、本人達も頭脳を鍛えるなどとの意識もしておりません。自然の業務の流れのなかで頭を回転させざるを得ない環境になっており、いつの間にか「頭脳集団」と言われる様になっています。

物理学者のニュートンは、林檎の実が木から落ちるのを見て、地球に引力が在る事を理論付けたと言います。ただ漠然と目の前の人や物を眺めていても得るものなどありません。何故なのか?どうするとこうなるのか?などの思いを廻らすと頭の回転力が付きそうです。

思い返せば、私自身も中学校の成績は常に劣等性であったと記憶しています。
現在も決して頭の良い人種には入りませんが好奇心だけは誰にも負けないと思っています。好奇心は無いものを生み出す原動力となり、それは頭の良し悪しと別の事と思うのです。

写真は、今日の研究開発室の様子ですが、手前から岩山、藤木、久保田と次長の村上です。どう見ても「頭脳集団」には見えませんが、遣っている事はかなり高度な仕事ばかりです。彼らも研究業務に、好奇心を持つ動機付けが為されてから一気に開花したように感じます。

先週末まで滞在していた関西で、新型ウィルスが拡大しているようです。
パニックにならず冷静に対応し、一日も早く沈静化に向かう事を念じています。
昨日からの雨が昼前には上がったのですが、まだまだ肌寒い北斗市です。

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