豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

あなたは何のため、誰のために仕事をしていますか…函館~北斗市

2009-02-23 19:04:36 | ファース本部
誰のために何のために仕事しているのと言う素朴な問いに対して、フランス人は「余暇を愉しむため」と言う答えが多いそうです。ニュージーランドなど南太平洋の方々は「愛する人にプレゼントを買うため」と、粋な答えが多いと言います。

ちなみに日本人に同じ問いをすると多くが「食うため、生活のため」との答えだそうです。
日本人の律儀さを否応なしに感じてしまう反応ですが情緒性がないようにも思います。
仕事は生活の手段であり大切な家族を養うために頑張るのは当然でしょう。

ひところ日本人を諸外国の識者が「エコノミックアニマル」(経済動物)と評した事がありました。
財務の豊かさをつくるために懸命に働く日本人を象徴しているようです。
しかし、生活や食うためだけに働くとなると侘びしい限りです。

他人に負担を掛けまいとする心意気は誰でも評価する事でしょう。
更に愛する人々を守り抜きながら、自分の好きな事に時間を割く事も必要です。
余暇を愉しむため、好きな人にプレゼントするため、だからこそ辛い仕事も、嫌な仕事でも頑張って出来るのでしょうか。

五日間は徹底的に仕事をして、二日間は徹底的に自分の好きな事を…
人生は後戻りが出来ないゲームのようなものだとしたら、仕事も遊びも真剣に行う事なのでしょう。
ファーとした気持ちのままで何となしに、時勢に身を任せていないでしょうか。

男性も女性も、目標を持ち、仕事も余暇も真剣に、そして本気で人生を送っている人は、みんなが輝いて見えます。真剣さ、懸命さで人は老いている暇などありません。
人はたった一度の人生なのですから皆が輝き、光を放す人生を送りたいものです。

今日は午前中に家庭裁判所で苦悩する夫婦の調停業務を行ってきました。夫婦が揃って同じ人生ビジョンを持てれば、多少の夫婦喧嘩などは、人生スパイスのようなものです。
仕事優先のライフスタイルが、家庭と言うもっと尊いものを壊してしまったようです。

写真は家庭裁判所の隣の駐車場で、除雪した雪の塊の前で撮ったものですが、晴天でも気温の低い道南の一日でした。
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