迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

幸せになってね

2007年01月03日 | LIFE
ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年初めての買い物をするために地元のスーパーに行った時のこと。
ちょっとびっこを引きながら、のろまそうに歩いている女性を見て、あっと思った。いじめの思い出に書いたK子だった。
最後に駅で見かけてから10年以上経っている。
あの時はあまり幸せそうには見えなくて、昔いじめをしていた側の私は「幸せになってくれればいいけどなー」と心から思ったのでした。

そんな彼女の背中に、店内でうるさく走り回る小学生がしがみつきました。
いつの間にお母さんになっていたんですね。
いつもなら煩わしく感じるであろう彼ら兄弟の姿も、今日だけはほほえましく感じたりしたのでした。

私は隣にいる妻に、彼女は小中学生の頃に(もしかしたら高校でもいじめられていたかもしれない。でも、違う高校だったので本当のところはわからない)ひどいいじめを受けていたんだけど、幸せそうでよかったと話した。
妻は店内をうるさく走り回る兄弟を見て、「いじめられそうじゃなくてよかったね」と言った。

彼女は家族で買い物に来ていたらしく、ご主人も一緒だった。
がっちりとした体格のご主人を見て、これなら彼女も心強いなとも思った。

ご主人やあの兄弟は、彼女が、母親がひどいいじめを受けていたことを知っているのかな。
でもそれよりも、幸せそうな彼女の姿を見て、ほんのちょっとだけ心の痛みが和らいだように感じたのは事実で、これが私にとってのお年玉なのでした。


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