迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

ガソリンの二重課税の廃止議論を

2008年04月24日 | 社会
私は揮発油税の暫定税率を復活させ、一般財源化することに賛成の立場です。
その程度の税負担は納得しましょうと思っています。
一方で議論になっていませんが、納得していないことがあります。
それはガソリンにかかっている揮発油税などに対しても消費税がかけられ、それを支払わされていることです。
どうして税金分の消費税を負担しなければならないのでしょうか。
民主党を応援はしていませんが、暫定税率の復活に際しては、二重課税の廃止を訴え、たとえ数円であったとしてもガソリンが値下がりするような努力をして欲しいと思っています。
ガソリンGW明け160円超も…最高値の更新確実
原油価格上昇も値上げに拍車
 揮発油(ガソリン)税の暫定税率が5月1日にも復活する見通しとなったことで、ガソリン価格は遅くとも5月の大型連休明けには大幅上昇し、店頭価格が1987年の統計開始以来の最高値である155.5円(全国平均)を更新するのが確実な情勢となった。原油価格が連日、史上最高値を更新するなど騰勢を強めていることもあり、160円を超える可能性も高い。安値に慣れ始めたドライバーのフトコロをガソリン価格の高騰が直撃する。
 石油情報センターが23日発表した価格動向調査によると、21日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は、全国平均で前週と同額の130.6円。暫定税率失効に伴う下落幅は22.3円に達した。
 ただ、5月に入ると状況は再び一変する。暫定税率が復活すると、ガソリン税は現状より1リットル当たり25.1円高くなる。これに暫定税率分の消費税1.3円程度が上乗せされることになり、税金の上昇分は26.4円に上る。
 一方、原油市場の国際指標である米国産標準油種WTIの先物価格は22日、取引時間中に1バレル=119.90ドルまで上昇した。これを受けて、新日本石油などの石油元売り各社が5月1日出荷分のガソリン卸値について、税金を除く部分だけで3円以上引き上げるのは確実。この結果、5月の卸値は「理論的には(暫定税率復活分も加えて)30円程度上がることもあり得る」(渡文明石油連盟会長)状況だ。21日時点の価格に単純に上乗せすれば160円を突破する計算となる。
 ただ5月1日に暫定税率が復活しても、激しい価格競争を展開するガソリンスタンド(GS)が、暫定税率復活直前の4月30日までにタンクいっぱいにガソリンを貯蔵し、5月の大型連休までは店頭価格を据え置くことも予想される。GSは地下タンクに平均9日分の在庫を確保しているという。
 GSが在庫をはき出すとみられる大型連休明けは、ガソリン価格が急騰するのは不可避。「GSの経営は危機的な状況」(石油業界首脳)とされるなか、30円近いコストをGSが負担するのは不可能なためだ。
 サラリーマンにとって、連休中の行楽を安いガソリンでしのげそうなのが唯一の救いといえそうだ。ZAKZAK 2008/04/24