迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

マスコミ報道は批判的に聞こえるが・・・

2008年04月28日 | 社会
防災という観点で見れば、それなりの成果が出ていると思うので私は評価していますが、マスコミ報道は批判的に聞こえます。
「発表は宮古島で揺れを感じた約5秒後で、速報は間に合わなかった」としていますが、距離によって速報が間に合わないのは技術上の限界なので仕方のないことです。それを伝えるのがマスコミの役割なのです。
大きな地震があることを事前に伝えることで、それに備える行動をすることを、これからの私たちは学ばなくてはいけないのです。
宮古島で震度4 初の緊急速報 揺れの5秒後
 28日午前2時32分ごろ、沖縄県宮古島で震度4、マグニチュード(M)5・2の地震があり、気象庁は最大震度を震度5弱と予想、昨年10月の一般向け運用開始以来初めての「緊急地震速報」を発表した。しかし、発表は宮古島で揺れを感じた約5秒後で、速報は間に合わなかった。
 緊急地震速報は、地震の初期微動(P波)を地震計でキャッチし、遅れて強い揺れをもたらす主要動(S波)が最大震度5弱以上と予測された場合、震度4以上の揺れが予想される地域を発表するシステム。震源に近い地域ほど2つの地震波の時間差が少ないため、速報が間に合わないこともある。
 今年1月に石川県で震度5弱が観測された地震の際には、予想震度を低く見積もったため、速報が発表されなかった。
 今回、震度4だった地震を震度5弱と予想したことについて横田崇・地震津波監視課長は「各島の地震計の配置と震源の関係で、技術的に難しい点があった。それでも予測震度は誤差の範囲内で及第点だと思う。今後は、より精度を高めていきたい」と話している。4月28日16時24分配信 産経新聞