迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

脱北者保護:脱北の小舟、どうなる 4人「いらない」--廃棄処分も

2007年06月08日 | 社会
脱北の乗ってきた小舟のことだが、マスコミはどこまで取材をして記事を書いているのかな。
あの木造船を解体して、廃棄処分するのに本当に「40万~50万円」かかるのか?
木材をばらして燃やす、エンジンは処分。
軽油はどの程度精製されているのかわからないが、売れなくはないと思う。
というか、彼らがあの舟を亡命先の韓国に持って行きたいといった場合、その希望をかなえてやるつもりなのか。

それよりも興味があるのは、果たしてあの舟で日本海の荒海を乗り切ることができるのかを検証して欲しい。
対馬から新潟まで実際にたどり着けるのか?
フジテレビがあの舟を譲り受け、お笑い芸人を乗せて対馬から新潟まで、という番組が1本できるじゃん。

 5日間にわたり五所川原署(五所川原市)で事情聴取を受けた脱北者家族は6日、茨城県の入国管理局施設に移動し、県内には脱北に使われた木造船1隻が残された。韓国への出国を希望している4人は、塗装もされていない古びた小舟を「いらない」と言っているという。今後、この船はどうなるのか。関係者の話を総合すると、このままではゴミとして処理される可能性が高そうだ。【喜浦遊】
 小舟は長さ約7・3メートル、幅約1・8メートルで、防水のため船底にコールタールが塗られている。船底には穴が空いていたという情報もあり、使い物にはなりそうにない。
 捜査関係者によると、次男が覚せい剤所持容疑で書類送検されているため、現段階で船は「重要な証拠品」なのだという。このため、船を保管する鰺ケ沢署(鰺ケ沢町)では、船体をブルーシートでくるんで保護し、駐車場の隅に置いている。外に置いているのは、大きくて車庫に入らないため。「証拠品に万が一のことがあればいけない」と船の横にパトカーを止め、署員が24時間体制で警備を続けている。
 東京地検広報室によると、一般的なケースでは、証拠品は容疑者の送検とともに検察庁に送られ、裁判が終わるか不起訴処分(起訴猶予含む)になった時点で持ち主に返却するか、国費で廃棄するかを判断するという。今回は4人が「船はいらない」と言っていることから、通常通りなら廃棄することになりそうだ。
 青森市の船舶解体業者によると、木造船を処理する場合、金属部分は産廃業者が処分し、木の部分は機械で粉々にして、ダイオキシンなど有害物質を出さない専用窯(かま)で焼却するという。今回の小舟の処分費用について、同業者は「40万~50万円かかる」と見積もっている。6月8日12時0分配信 毎日新聞