迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

コムスン「当面譲渡凍結」折口会長辞任せず、GWGで継続

2007年06月09日 | 社会
謝罪会見をする前に床屋に行っとけよ、というつっこみはおいておくとして、この折口という独裁者が会長職にとどまって権力を誇示していこうとしていることははっきりとしました。
それにしてもこの折口氏、45歳の若さでありながら経団連の要職についていて、勲章までもらっているようなお方だそうです。
一方では、授業料がかからず手当てまでもが支給される防衛大学校を卒業しながら、任官を拒否したという非国民でもあります。
そもそも防衛大学校を卒業しながら任官を拒否したような非国民には、叙勲の資格を与えないようにすべきだと思います。
 グッドウィル・グループ(GWG)が、子会社「コムスン」(東京都港区)の介護事業をグループ内の別会社に事業譲渡しようとした問題で、GWGの折口雅博会長は8日記者会見し、事業譲渡をいったん凍結させることを表明した。
 都道府県から不正を指摘されると、先に事業所を自主廃業する「処分逃れ」を組織的に繰り返していたことを認め、コムスンの樋口公一社長を引責辞任させるとしたが、自らは会長職にとどまるとし、介護事業も続ける意向を示した。
 昨年12月にコムスンによる介護報酬の不正請求の疑いが浮上して以降、折口会長が記者会見したのは初めて。
 事業譲渡の関連では、コムスンの子会社だった「日本シルバーサービス」(NSS)の株式を先月末、グループ内の別会社に譲渡していたことについて、「厚生労働省による処分を想定し、介護事業の受け皿にするためだった」と認めた。
 その上で、NSSへの事業譲渡を厚労省から凍結するよう指導された点について、「現在のところ凍結しているが、今後、みなさんの理解が得られれば継続したい」と述べ、グループ内での譲渡に含みを持たせた。介護事業の継続についても「強い思い入れ」があるとして、GWGとしての撤退は否定した。
 自主廃業による処分逃れについて、折口会長は「樋口社長から1か所でも指定取り消しを受ければ、連座制を適用されて、全拠点の更新ができなくなると言われたから」と説明、自らも「了承していた」とした。
 しかし、利用者の不安を取り除いたり、従業員の雇用を確保したりすることが目的だったとして、「処分を骨抜きにし、脱法行為ではと思われたが、決してそのようなことではない」と繰り返した。
 会見では辞意表明した樋口社長が「すべて私の責任」と謝罪を重ねる一方、折口会長は「私が続けないとグループが社会的役割を果たしていくのは難しい」と述べ、経営トップから退く考えはないことを強調した。
 一方、厚労省の阿曽沼慎司・老健局長は8日夕、記者会見し、GWGが組織的な「処分逃れ」を認めた点について、「処分を逃れるために廃業届を出すのは本末転倒だ。指定取り消し相当の事実を起こさなければいいのであり、虚偽申請などしないのが本来の姿だ」と批判した。同省は来週、樋口社長らを呼び、改めて今後の対応について事情を聞く。(2007年6月9日1時52分 読売新聞)