迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

石原都知事、作家の猪瀬直樹氏に副知事就任を打診

2007年06月15日 | 社会
自民党の参院選対策の切り札は、丸山弁護士よりも猪瀬直樹氏を担ぎ上げることだったと思います(もう、遅すぎるけど)。
猪瀬氏がやった道路公団民営化や高速道路料金の値下げ、特殊法人追及などは、改革をアピールするのに相応しい人材だと思うからです。
道路公団民営化推進委員になった時も、自民党内の反対がありました。
改革をするということは抵抗勢力を丸ごと改革してしまえばいいのであり、猪瀬氏を起用していたら面白かったと思うので、本当に残念です。

さて、猪瀬氏の東京都副知事起用についてですが、もちろん大賛成です。しかし、議会の承認がすんなりと得られるとは思えません。
というのは、議員の歳費や政務調査費、交通費の費用弁償など、かなりの削減が予想できるからです。
前にもちょっと書いたことがありますが、私は猪瀬氏と何度か話をしたことがあるのですが、テレビでの行動と同じように、ちょっと強引で思い込みが強くて独善的なところは、石原都知事と非常に似たところがあると思います。
但し、それだけではなくて、頭はとっても切れる方でした。

だからこそ、自民党をひっくり返して欲しかった。
まあ、東京都庁をひっくり返してくれるのもいいけどね。


石原都知事、作家の猪瀬直樹氏に副知事就任を打診
 民間からの副知事登用を検討している東京都の石原慎太郎知事が、作家の猪瀬直樹氏(60)に、就任を打診し、起用する方向で調整していることが、13日わかった。
 石原知事は今年4月の知事選で3選された直後、「これから国との摩擦を生じる問題が想定される。的確に物事を掌握し、意思を伝え、国に対して非常に効力を持つような、そういう人材を探している」との意向を表明。4人目の副知事として、民間から選定を進めていた。
 猪瀬氏は作家活動の傍ら、特殊法人の廃止や民営化など日本の構造改革について精力的に調査・分析する姿勢が評価され、小泉内閣時には、道路関係4公団民営化推進委員として、民営化に取り組んだ。石原知事はこうした姿勢と経験を重視したとみられる。6月13日13時6分配信 読売新聞