迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の不満

2005年08月04日 | 
今日の朝刊の広告に「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が80万部突破と書いてありました。
図書館で借りて読んだので取り上げてみます。
本当は買って読もうと思っていたのですが、本屋で探す前に図書館で見つけてしまったのです。でも、先に本屋で見つけたとしても買わなかったと思います。字が大きくて行間が広いのでちょっとというかかなり水増し本と感じたからです。
それも不満のひとつであるのですが、本当の不満は別のところにあります。
まず「どうして『さおだけ』なのか」という問いに、洗濯バサミでも鍋でもヤカンでもトイレットペーパーでもいいではないかとある。
が、さおだけでなくてはならない理由はあるのです。というのは、『さおだけ』は運ぶのが大変だからということ買いにくいなのです。
徒歩や自転車だけでなく車で買いに行った場合でも、『さおだけ』が車の中に収まらないこともあるからです(今は車内とトランクが貫通できるようになっていますが)。
そしてもうひとつ「あの人はなぜワリカンの支払い役になるのか?」について。
ワリカンの支払いをクレジットカードで行うことで、現金の出はないのに入がある状態を作り出すことができるからと説明しているがこれも違う。
財布の中に余分な現金を入れていると、無駄遣いをしたり、落とした時の被害のことを考えると余分なお金は持たないにこしたことはないのですが、それでもワリカンの支払い役になるのは、クレジットカードで支払いをするとポイントが溜まるというメリットがあるからです。
このメリットはクレジットカードを持っている人にとっては常識的なことで、なぜ会計学の本を出している人が触れないのか不思議です(家電量販店のポイントには触れているのに)。
それともクレジットカードを持たない生活をしている人なのでしょうか。
編集者もそのあたりは指摘してあげて欲しいものです。

80万部も売れているから「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の答えを書いちゃいますよ。知りたくない方はこれから先は読まないでね。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の答えは、高いさおだけや附帯工事を勧める悪徳商法と金物屋の兼業(納品の行き帰りにさおだけを売っている)なのだということでした。

我が家では「さおだけ屋」を未だにスパイと呼んでいますが。
★★☆☆☆