まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

大杉連さんへの未練

2018年02月26日 | 日記

先日、急死された俳優の大杉連さん。
私がナレーションを担当したドキュメンタリー番組でも
素晴らしい語りを聞かせて下さった。
この週末、それが追悼番組として再放送された。

プロデューサーがFacebook に
番組のナレーション収録時の写真を投稿していた。
私はスケジュールの都合で現場には参加できなかったのだが
こんなことになるのならどうして
無理をしてでも行かなかったのかと後悔が尽きない。
個人的なお付き合いがあった訳ではない。
あくまでも番組を通しての関係でしかなかったのだが
この心どうしようもない心残りは何だろうか・・・
忙しい人だからいつも立ち話程度で
収録が終わるとすぐにスタジオを飛び出していく状態だったが
一度、ゆっくり話をしてみたいとずっと思っていた。
叶わぬ夢に終わってしまったが・・・

あちこちで追悼番組が流れている。
いろんな人がいろんなことをテレビで語っている。
それを見るたびにつらい思いになる。
このどうしようもない「未練」は何なのだろうかと思ってしまう。
私などよりはるかに広い世界で生きておられた人だし
友人知己も多かったはずなのに
どこかに「自分だけの漣さん」という思いにさせる
不思議な心遣いのある人だった。
もう二度とあの声を聴くこととが出来ないと思うと
また胸が未練がこみあげる。

 


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