昨日、2月22日は「猫の日」だった。
なぜこの日が猫の日になったのかはよく知らないのだが
最近のネコブームと関係があるのだろうか。
確か去年の統計だったと思うが
猫の飼育頭数が初めてイヌを上回ったと聞いた。
ネコブームと言うより相対的に
イヌを飼う人が減って来たと言えるかも知れない。
犬好きの人のブログを見ていると
散歩をしたり躾をしたりとなかなか面倒くさい。
俺にはとても無理だなあと思ってしまう。
その点、猫はもともと独居性の強い動物なので
ほったらかしにしていても心配ない。
日当たりのいいベタランダで居眠りばかりしている。
お前らには悩みがないのか?
などと皮肉の一つも言ってみるが我関せずである。
新聞も「猫の日」の特集をやっていた。
いろいろとブームの分析をしていたがよくわからない。
ただ、少子化、人口減少社会になり
単身者世帯が増えて来ると
飼いやすいのはイヌではなくやはりネコであるらしい。
執筆者の一人である養老孟司先生も
スコティッシュホールドという種類のオス猫を飼っていて
名前は「まる」と言うそうだ。
ネコと一緒に暮らしていると「イライラすることがない」と言う。
いつも陽だまりでゴロゴロしている愛猫を見ていると
何か一生懸命やっている自分が
バカバカしくなって気が抜けてしまうらしい。
これからは「人生100年時代」だそうだが
日々にストレスがあったらとても100年も長生きできない。
その点でも猫の生き方はお手本だと絶賛しておられる。
そういえば急死された大杉連さんも愛猫家だった。
映画で共演した猫を撮影後に引き取り
自ら「トラ」と名付けて愛情を注いでおられたと言う。
トラはこれからどうするのだろう・・
そんなことを思うとままた涙があふれそうになる。