平昌オリンピックとやらが始まった。
もともと全く関心がないし
平昌という場所がどこにあるのかも知らないのだが
ちょうど晩酌の時間に開会式が重なった。
見ているだけで凍えそうな厳寒の地である。
ああ、気の毒に・・・
そんな感想しか浮かんで来ない。
見るからに金をかけた大仰な開会式である。
ああ、もったいない・・・
やはりそんな感想しか浮かん来ないのである。
聞けば「南北融和」を掲げた歴史的なオリンピックだそうである。
北朝鮮からは件の美女軍団が派遣され
跡継ぎバカ息子の妹からついに国のナンバー２までやって来た。
その魂胆は見え透いているのに
韓国の大統領は呆れるほど大喜びで
ナンバー２のオッサンに茶坊主のようにヘイコラしている。
バッハだかベートーベンだか知らないが
オリンピックの元締めのオヤジもまことに節操がない、
ドーピングにはあれほど厳格なクセに
このバカバカしい政治ショーの企みをを絶賛する有様である。
オリンピックは「平和の祭典」と言われる。
だが、オリンピックが平和を体現したことはかつて一度もない。
東西冷戦の時代からつねに「国威発揚」の場であった。
ボイコット騒ぎも何度かあったし
金メダルの数はそのまま国の「威信」の象徴であった。
北朝鮮もあごあし付きで招かれて
堂々と国のＰＲが出来るのだから万々歳ではないか。
開会式に合わせてこれ見よがしに軍事パレードを強行するような国が
果たして信用できるのか！答えは自明だろう。
これは壮大な茶番劇である。
せっかくの開会式だったが
酔いが回って３０分も見ないで寝てしまった。