まだ一月だというのに・・・
もうマンサクの花が咲き始めました。
いつもの年なら二月、三月になってから咲き始めるのに
今年は春の訪れが早いのでしょうか。
与作は木を伐りますが「万作」は黄色い可憐な花を咲かせます。
ピロピロと縮れたヒモ状のけったいな花です。
他の花に先駆けて咲くことから「まず咲く」と呼ばれ
それが東北弁の「まんずさく」に訛ったものだそうですが
ホントだべか?(笑)
毎年同じ時期や季節に
同じ花がちゃんと咲くとホッとしますね。
植物の「体内時計」は偉いものだなあと感心したりします。
「年々歳々、花相い似たり、歳々年々、人同じからず」
という漢詩がありました。
漢文は大の苦手でしたがこの詩は妙に心に残っています。
桜の花は毎年同じように咲くけれど
その下に集う人間たちの顔ぶれは毎年のように変わる
というほどの意味でしょうか。
まあ、いろいろあるけれど、とりあえず無事に生きながらえて
今年もこの花を見ることができました。
思わず感謝です。