まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

皇居のカモメ

2019年01月25日 | 日記

皇居のお堀端を散策中。
移動のついでにちょっと足を伸ばしてみました。
大手町界隈を歩くのも久しぶりです。
昼の日中だというのに 、寒風吹きすさぶ中だというのに
皇居ランナーたちは相変わらず走っていました。

おお、この人も元気ですか。
いかにも優雅な貴婦人という雰囲気です。
この日はいつになく首を深く垂れながら思索中の様子です。
ついつい牧水の歌を口ずさんでしまいます。

  白鳥は かなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ

白鳥というのは白鳥〈ハクチョウ〉ではなく
確かカモメか何かの海鳥ではなかったなあ、などと思っていると・・・

その向うをもう一羽の白い鳥が滑空中。
大きさからするとハクチョウではないことは明らかです。
ひょっとしてカモメ・・??
近くにいた人の好さそうな皇宮警察のオジサンに聞くと。

   ああ、あれはユリカモメだっちゃ。
   この時期になるとお台場の方から飛んでくるっちゃ。

なぜか東北弁でしたが
たった一羽でお台場から遠征してくるそうです。
仲間外れにされたのでしょうか。
皇居のお濠端でユリカモメを見るなんて初めてです。
感慨にふけっていると・・・

カモメが急に飛び立って
グングンこちらに突進してくるではありませんか!
慌てて腰を引いて首をすくめました。
そのスピードと豹変ぶりには恐怖を覚えるほどでした。
ああ、怖かったあ・・・
カモメは近くの信号の上にとまったので
危く難を逃れましたが何か機嫌の悪いことでもあったのでしょうか。
うーん、皇居のカモメは油断がならぬ!(笑)