まろの陽だまりブログ

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水かけ論だったのか?

2017年09月08日 | 日記

たまった新聞を読んでいたら・・・
ちょっと聞き捨てならない記事が目に止まった。
去る六日、首相官邸で開かれた国家戦略特区諮問会議の記事だった。
まだそんな会議をやっているのかと呆れたのだが・・・



そう思いつつ読み進めて行くと驚いた。
諮問会議では議事録に関する新しい方針を決めたらしく
なんとこれからは「合意された内容」だけを議事録に残すと言うのだ。
これってとんでもない情報隠しではないのか!
加計疑惑に関しては真相は何一つ解明されていないと言うのに
これではどんな異論が出たのか何もわからなくなる。
ただでさえ官邸の隠ぺい体質が批判を受けているのにもかかわらず
いったいどういう了見なのか!




もっと驚いたのは、これを決めた時の安倍首相の発言だ。
加計疑惑では「言った言わないの水掛け論に陥った」と平然とうそぶいたのである。
だから、これからは途中の議論は一切残さない、と言わんばかりだ。

    あれは単なる水かけ論だったのか?

この暴言には心底腹が立った。
支持率の急落を受けて神妙な顔で反省を口にしていたクセに
あれはやっぱりポーズだけだったのか。
国民の7割がおかしいと思っている加計疑惑を
よりによつて「水掛け論」とは・・・
結局、この人は何もわかっていないのだと絶望的になった。
ここまで行政を私物化し
血税である公金を加計孝太郎というわけのわからないポン友ひとりのために
湯水のごとく使って来たというのに
そして、その動かぬ証拠がいまでも続出しているというのに
疑惑追及を「水掛け論」と言い放ったのだ。

秋葉原の演説は今も忘れられない。
首相が国民を「こんな人」呼ばわりするようではもう終わりだと思った。
今度の「水掛け論」発言はそれ以上の暴言ではないか!
だれかこの男に天誅を加えてくれ!
と言っても前原民進党はいきなり躓いてしまった。
あの山尾という女性議員は検事出身でなかなか舌鋒鋭かったのに
自分に舌鋒が及ぶとは思わなかったのだろうか。
期待の小池ファーストも「右派」体質がだんだん強まって来て
とても国政を任せる気にはならない。
うーん、ホント、政治には希望が持てないのである。