まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ぶらり千駄ヶ谷

2017年08月20日 | 日記

別に家に帰りたくないという訳ではありませんが
帰り道についつい道草をするのが悪い癖です。
思えばわが人生も「道草」の連続だったような気がします。
という訳で本日は千駄ヶ谷界隈をぶらり。

新宿御苑を覗いて帰ろうと思ったのですが
残念ながら御苑は休演日でした。
そのまま帰ればよさそうなものなのに
こういうときに私の「道草病」が首をもたげてしまうんですねえ。
ハイ、ほとんどビョーキです。



高架下をくぐるのが好きです。
ガード下はどこか戦後の闇市の匂いがします。
私の身長が176センチですからそのままでは通れません。
首をひっこめてガードをくぐると
見知らぬ「異界」に迷い込んだような気分になります。



ガードを潜り抜けたら
目の前に津田塾大学の校舎が現れました。
あの津田梅子が100年以上も前に設立した女子大の名門です。
私の親しいプロデューサーの奥様は
津田塾出身の才媛で一緒に仕事をしたことも多かったのですが
残念ながら離婚してしまわれました。
何が原因だったのかいまだに分かりませんが・・・



その並びにあるのが代々木病院です。
代々木という言葉を聞くとピンと来る人も多いかも知れません。
ハイ、日本共産党系の病院ですね。
そのせいでいろいろとよからぬ噂もあるようですが
設備も整ったいい病院らしいです。
ただ、未だに共産主義を標榜する政党はいかがなものでしょうか。



駅前をちょっと歩くと将棋会館が見えて来ました。
今年ほど「将棋」が脚光を浴びた年はなかったのではないでしょうか。
将棋も囲碁も出来ない能無しの私でさえ
藤井四段の快進撃には思わず快哉を叫んだものでしたが
羽生永世名人との対決が待ち遠しいです。

将棋会館の窓越には
赤いトレーナーのチビッ子棋士の姿が・・・
どうやら対戦中のようです。
将棋の世界も小学生や中学生がベテランを打ち負かす
まさに下剋上の時代を迎えていますが
ロートル放送作家も何やら首筋がうすら寒い思いですねえ。(笑)



将棋会館のすぐ裏の鳩森八幡宮には
将義堂があって「将棋の神様」としても知られています。
私が訪れた時にもニキビ面の中学生らしき少年が
母親と一緒に絵馬を結んでいました。
なるほど「棋力向上」ですか、いい言葉ですねえ。
私の場合はやはり棋力ではなく「気力向上」が一番の課題ですが



思うところあって
東京体育館の裏手に回ってみると・・・
新国立競技場の建設が急ピッチで進んでいました。
いや、急ピッチに見えましたがまだ何も出来ていませんねえ。
まだ三年以上も先ですから無理もありませんが
ちゃんと完成するのでしょうか。
今年の東京の暑さはハンパではありません。
こんな酷暑の中でオリンピツクをするなんて狂気の沙汰ですねえ。
あれだけすったもんだしたオリンピツクだけに
いまさらとやかく言うつもりはないものの
せめて暑さ対策だけはしっかりやった欲しいものです。