まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

昆虫少年だった頃

2017年08月13日 | 日記

夏休み真っ盛りです。
公園では昆虫少年たちが真っ盛りです。
大昔に少年だったオジサンは
こういう光景を見るたびに胸が熱くなったりします。



夏休みは宿題はほったらかしで
トンボやバッタばかりを追いかけ回していました。
当時はまだ女性のお尻を追いかけることもありませんでした。
じつに純真な「昆虫少年」でした。
こんな光景がもう半世紀以上も前のことかと思うと
呆然としてしまいますねえ。



郷愁にかられて・・・
久しぶりに公園の草叢を歩いてみました。
むせかえるような夏草の匂いが立ちこめています。
足もとからパタパタとバッタが飛び立つと
もうそれだけで涙が・・・〈笑〉
カンタンという虫は見たことがありませんが
どんな虫なのでしょう。



単なる草むらではありません。
よく見ると草の色に擬態して大きなバッタがいますねえ。
これはショウリョウバッタでしょうか。
オスは飛び立つときに「チキチキチキ」と音を出すことから
私の田舎ではチキチキバッタと呼んでいました。
ショウリョウバッタのショウリョウとは
お盆の「精霊流し」に使う精霊船に姿が似ていることから
その名がついたと聞いたことがありますが
うーん、本当でしょうか。
あまりの暑さに汗が噴き出て来たので昆虫観察は10分で終了。
もう体力的に昆虫少年は無理のようです。



帰り道にもうツクツクホウシが鳴いていました。
そんなバカな!と思いましたが
よく考えると暦の上ではもう立秋を過ぎたんですねえ。
ちょっと夏の終わりを感じました。

  行き暮れて しみじみと聴く 法師ゼミ  〈杉作〉

ツクツクホウシは秋の季語だそうです。