安堵

　本日で2年かけて実施してきたデイサービスでのデータ取りも終了した。研究を始める前は、どのように研究を実施していくか、一人ではできない研究のパートナーをどのように見つけていくか、不安な中から出発した。結果的には豊橋創造大学の後藤寛司先生と聖クリストファの野田先生の多大なるご協力により無事に終わった。

　昨年も本年も8月から9月に対象の取り込みと初回評価を行い、3ヶ月間の介入。そして11月から12月の最終評価となった。昨年は新型インフルエンザ、本年はノロウィルスの心配と対象者が無事に計測を終わることを日々祈りながら研究を進めてきた。本日、無事に研究を終えただけで感無量である。デイサービスで行う研究の難しさとそれ故の大切さを実感した。

　ただもちろんデータもしっかり取れているため今から解析を進める。本年度ものべ120名程度の計測ができた。昨年度はのべ70名。姿勢の2次元解析を行ったが1名で約1時間半かかる。ざっと姿勢だけで解析に180時間が必要と言う事になる。また、対象者の方に結果をフィードバックすることになっている。本年度の大きな宿題だ。

　対象者の方、施設の方、計測に協力をしてくれた豊橋創造大学の学生さんに深謝する。