太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

スポーツ傷害予防研究会と豊橋カレーうどん

2010-06-22 | 臨床
 6/20。東三河地区のスポーツをキーワードにした傷害予防の研究会が朝10時からあった。これで第41回目となる。現在は年に2回のペースで行っている。私は後脛骨筋機能不全を調べ発表した。後脛骨筋の機能低下は扁平足の原因の一つで、後脛骨筋は足の裏のアーチを上げる中心的は筋肉でスポーツの世界でもその言葉は良く耳にする。いろいろな研究の最後に後脛骨筋機能不全があるのではないかと結論付けられることも良くある。しかし、それをどのように評価して定義しているかは、私は知らなかったため、今回の機会をそれを調べる良い機会として使った。しかし、文献検索を始めると全く定義や分類を見つけることができなく苦慮した。やっと英語論文と2つの日本語論文(橋本,慶応医学,2004)(野口,靴の医学,2004)を見つけてまとめる事にした。英語論文も足部のセグメント定義をして3次元解析しているものが最近多くある。結果は、特に普通であり歩行時にアーチが下がる、踵骨が回内する、第1趾MP関節の伸展(背側への動き)が大きくなると言うものが主流であった。ただ、私も足関節の背屈制限に関する研究をしているが、後脛骨筋機能不全者の方が背屈制限(アキレス腱を含むふくらはぎの筋肉が硬い)が大きいことは興味深い知見でだった。

 その他、足趾の屈曲筋力について、投球傷害の股関節可動域について、結滞動作(腰のところで紐を結ぶような姿勢:肩が悪くなると取れない姿勢)は、肩関節の内旋であるが棘上筋(肩関節外転)が影響しているのではないかという話でした。どれも興味深いものでした。

 さて、研究会にはPTのみでなく、柔道整復師や鍼灸マッサージでスポーツの現場で活躍してみえる方々が参加してくれた。私の研究室のOBも発表をしてくれ、会を盛上げ、早くも恩返しをしてもらっているように感じた。

 さて、その後一部のメンバーと昼食を取った。私の行きつけの蕎麦屋さんに行き、豊橋カレーうどんを食べた。現在豊橋では豊橋カレーうどんを広めようとスタンプラリーをやっている。豊橋カレーうどんには5つの定義があるそうな。
1.自家製麺を使用する
2.器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に入れる
3.豊橋産ウズラを使用する
4.福神漬又は壷漬を添える
5.愛情を持って作る

食べ方は、先に混ぜずにカレーうどんを食べてから、その後ご飯と絡めてカレーライスにして食べるそうな。でも大変美味しかった。







 

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