太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

下顎骨折とその後1週間

2010-03-21 | つれづれ
 3/23(火)に、口腔外科を受診して、私の骨折は片側の骨折で閉口すると骨折部の転位は少ないため手術は不要とのことで固定も2週間となりました。下顎骨の骨折には、見識がないためネットで調べた所、2-4週の固定で手術をするとその固定期間が短縮すると言うようなことでした。骨折のタイプにより異なることは重々承知していましたが、あまりにも流動食だけの毎日が辛くて、手術をしてもらおうと思っていました。結果的には、保存的治療で2週間なら良かったと思っています。

 さて、顎間固定も1週間を過ぎ少し慣れてきました。それでも流動食は辛く、食べれるようになったら何を食べようか楽しみにして現在の苦境を乗り切ろうと思っています。ケガをした時は、少しゆっくりすると良いとか、出来た時間を日頃出来ないことに使うと良いと人には言うのですが、流動食だけでは体の芯の力が出ない感じで、集中力も高められません。テレビを見ても、グルメに関するものが多く、心理的に応えます。見なければ良いのですが。

 先週1週間は大学での必要な仕事は、通勤し何とかこなしました。食事は病院で出されたエンシュアという流動食のバニラ味とコーヒー味です。これが、すぐに味に飽きてしまいます。なんとか、コンソメ味とかしょうゆ味とか出来ないものでしょうか。これまた、患者さんの苦労が分かります。ただ、このエンシュアは1缶250mlで375Kcalあります。毎食2缶を取っています。つまり、一回の食事で700Kcalで1日2100Kcalです。やはり1Kgほどやせました。ただ、栄養が十分に取れていない高齢者の方がこのエンシュアを食事にプラスし飲み始めたら随分元気になられた方がみえたことが記憶にあります。現在、メタボリック予防の情報が溢れていて、高齢者の方もそれに影響されてしまうようですが、むしろ低栄養、特に動物性のたんぱく質の不足が言われています。もしかしたら、このような高カロリーの補助食(飲み物)も併用すると良いのかもしれません。

 さて、大学に行く時にそのエンシュアを持っていかなければならないのですが、すぐに忘れててしまいます。結局、ドリンクのカロリーメイト(200kcal)か、ウィーダインゼリーのカロリーの高いもの(180Kcal)で済ませましたが、やはりなんとなくのふらつきを感じがしました。先週は、送別会がいくつかありましたが、キャンセルさせてもらいました。すみません。朝7時に自宅を出て7時に帰宅が日常で、書き物の仕事は夜か早朝(最近は起きられず)にしているのですが、出社から帰宅までの12時間でぐったりでした。

 このような経験はとにかく人生の修行と捉え、プチ断食と考えるようにしています。ただ、食に関する感謝の念はとても生まれそうです。アメリカ留学時代に超貧乏でしたので、食後のデザートが買えずさびしい思いをしていましたが、帰国後からは良くプリンやゼリーなどを買っています。それがすごい贅沢のように今も感じています。食に関してもそのようになりそうな気がします。食べられることは、すばらしい。

 下顎は、科学と同じでありこれは科学的研究をしっかりしなさいということかと、少しでもプラスになりそうなことを考えている毎日です。


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