鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

長期に渡るインフラ整備に繰り返し要望活動

2024年09月12日 | 議会活動
令和6年9月12日(木)

 富士市や富士宮市など、本県の富士山麓周辺の広域に関わるインフラ整備について、関係市の首長をはじめ、所管する部署の責任者、それぞれの地域選出の県議会議員が総出で、知事や県の関係部局および県議会正副議長に要望活動を行いました。






(知事を始め関係部局長、正副議長に要望書を渡す)

 今回は、①「一般広域道路冨士富士宮道路建設促進期成同盟回」、②「国道469号(冨士南麓道路)建設促進期成同盟会」、③「冨士治山治水期成同盟会」の3団体です。
 いずれも期成同盟会と付いていますが、防災対策を目的とする治山治水や道路、河川整備は、膨大な予算と長期に渡る時間がかかります。
 新規に求めるものは、関連する自治体等が、県や国に対してその必要性について説き、事業採択を求めて実現に向けた要望活動を行います。また、既に着手したものであっても、早期に完成できるよう、県や国に要望活動を継続的に行っています。

 要望活動を毎年繰り返すことにより、その思いが関係機関に伝わることで、事業推進の円滑化を実現できると考えていますが、同時に、このタイミングで事業進捗や今後の見通しなどの情報を得ることができ、一見、毎年同じことを繰り返しているように思えますが、大変重要な取り組みと考えています。
 全国の自治体も同じような仕組みを作り、関係省庁に要望活動を行っており、それを毎年実現するかどうか、地方の声が国に届くことに重要な意味があります。

 今年は、本県のトップである知事が交代しました。就任からまだ3か月しか経っておらず、知事に対して県内の事情をしっかり理解していただくことも重要であり、ご本人がどのような認識を持たれたのか、本人の口から感想を述べていただくことに参加者全員が固唾をのんで聞いていました。

 公共事業の推進に欠かせないのは、地権者の理解と協力です。これは、むしろ要望側である自治体が努力すべきものでもあります。事業化が決まり、予算が確保できても、遅々として進まない事業も少なくありません。その壁が地権者の理解と協力です。

 私たち地域選出議員も、地権者との関係は誰よりも関わりが深いことが多く、実際に、これまで進めてきた公共事業においても議員が動き、地権者の理解と協力を求めたことによる進捗の効果は少なくありません。
 県議会議員としての役割や責務をしっかりと実行して、公共事業の推進に取り組んでいきたいと思います。
コメント
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