鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

久しぶりの感染者数ゼロ

2021年09月21日 | 議会活動
令和3年9月21日(火)

 昨日は地元富士市内の新型コロナウイルス感染者数が久しぶりにゼロとなりました。今月30日まで緊急事態宣言が延長されており、市民の自粛生活の効果が表れていれば良いのですが、その行動と感染者数の変化がどう関連しているのか、実証できるデータがあればわかりやすく、市民も納得できるのではないでしょうか。

 静岡県新型コロナウイルス感染症対策本部が週末毎に発表している、先週9月17日(金)現在の県全体の感染状況報告を引用すると、「警戒レベル6(厳重警戒)」で、本県に「緊急事態宣言」が適用されています。
 感染力が極めて強いデルタ株による感染拡大は、ピークを脱してきたものの、本県では、人口10万人当たりの新規感染者数が、国のレベル4にあたる25人前後、病床占有率は県全体で30%台と依然高く、医療提供体制がひっ迫した状態が続いています。
 県民のワクチン接種の進展と併せて、社会経済活動の正常化のためには、今しばらくが重要な局面です。県民の皆様には、引き続き、徹底した感染防止対策に取り組んでいただきますよう、よろしくお願いしたいとなっています。

 この数日間で大きく改善の方向に向かっているようにも感じられ、気の緩みにつながらなければ良いのですが、これまでのように拡大を繰り返さないように、ここでしっかりと感染対策を講じていくことが重要です。

 県の報告にあったように、医療の逼迫が大きな課題です。このところ重症化を防ぐための手段に、「抗体カクテル療法」への期待が高まっています。以前のブログでも触れたことがありましたが、家庭で療養する軽度の感染者が重症化することも増えており、自宅での投与まで踏み込んだ検討が進められています。しかし、その処置を行うのは医師であり、医療崩壊の根っこにある問題として医師や医療従事者不足があります。
 新たな治療方法が見出されても、ボトルネックとなっている課題について、改めて改善することを検討していく必要があります。
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