鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

市役所一回り

2021年09月01日 | 議会活動
令和3年9月1日(水)

 今日から9月ですがまだまだ暑い日は続きそうです。また今日は「防災の日」ですが新型コロナウイルス感染症の影響があり、県や市が主催する総合防災訓練は中止という知らせが入っています。感染症が蔓延しているなかでも、いつ、どこで地震や津波、豪雨災害などが発生してもおかしくありません。訓練は中止になったとしても、防災に対する備えは怠らないようにしましょう。

 さて、久しぶりに地元の富士市役所を訪問し、令和4年度の県に対する要望事項を提出した部署や市議会議員の控え室でそれぞれ意見交換をさせていただきました。さすがに、市民に直結した市行政および議員の皆さんの意見は、具体的な現場の声を反映しており、このような機会がいかに貴重か改めて感じているところです。

 また、その場には立ち会っていませんが、7月3日頃の長雨により熱海市で発生した土砂災害や、本市東部地区の床上浸水被害などを受けた市民が、土砂災害に関してはその原因となった盛り土に関する危険性の排除、床上浸水などに関しては現在取り組んでいる河川整備などによる災害対策の早期実現などの請願や要望などが寄せられています。それぞれ市のみならず県や国への働きかけなどが盛り込まれており、私も県政に関わる立場からその内容について早急に内容を精査し、市と連携して対応していきたいと考えています。既に、要望書などを提出した市民団体からは私に手元にも資料を届けていただき、動きを共有していきたいと思います。

 県への次年度要望関係では、富士市が積極的に取り組んでいる木質系の新素材、セルロースナノファイバー(CNF)の新産業分野として発展させるための支援策について意見交換しました。このプロジェクトに関しては、7年以上前から県が中心になって取り組んできたもので、私も議員の立場で関わってきました。県では立ち上げから一定の時間が経過し、新たなステージへのステップアップを検討しているところであり、県と市の取り組みのすり合わせは時期的にも重要であり、私は事前に県と意見交換して得た情報を市に伝え、また市は次年度要望だけでなくこの分野の将来像について意見を聞きました。様々な課題も明らかになり、今後も県と市の橋渡しを担っていきたいと思います。

 市議会議員からは先ほども触れたように、防災対策等における現場である住民の声を聴くとともに、県が今回の災害を教訓にどのような対策を進めているか、経過報告をさせていただきました。
コメント
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