鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

ネット詐欺の多さに閉口

2021年09月13日 | 議会活動
令和3年9月13日(月)

 新型コロナウイルス感染症の広がりを防止するために、外出自粛が続いています。今日から30日まで、緊急事態宣言が延長されもう少し我慢の日々が続きます。
 仕事関係では、公務も含む会議などがオンラインで開催する機会が増え、今日もこの後に予定されています。家庭生活では、食料品などの生鮮食品は近くのスーパーなどで購入するにしても、その他の必需品などはインターネットを介して購入する機会が増えました。仕事も買い物も在宅でネットを介して実現できる便利さは、アフターコロナでも継続していくことと思います。

 さて、インターネットを頻繁に使うようになってから、私のパソコンには日々、数え切れないメールが届くようになりました。元々、仕事関係や個人的な繋がりでのメールのやりとりはそこそこ実績がありましたが、それに混じってなんとなく疑わしいネット詐欺を想像させるメールの数に驚いています。

 一番多いのは、ネットで購入する際利用した商品取引を仲介する事業者やクレジットカードなどを発行している金融機関のものです。最近の内容は、本物と見間違えるような精巧な内容のものも登場し見分けがつきにくいケースが増えています。
 いわゆる迷惑メールの類いは、パソコンソフトの設定やセキュリティソフトによるブロックなどで対応していますが、それをすり抜けるケースは少なくありません。後は、自分の判断により、メールを開かないなどで対処するしかありません。最近は被害に遭った経験はありませんが、以前、「コンピューターがウイルスに感染しています。」というメッセージが届き、ガイドに従って対応をしてしまいそうな経験がありました。危うく被害に遭うことにはなりませんでしたが、これが一度きりの経験です。

 いわゆるネット詐欺には、「フィッシング詐欺」、「ワンクリック詐欺」、「偽警告」、「偽通販サイト」、「ランサムウェア」などがあります。その内容についてネットで調べたところ、「フィッシング詐欺」は、実在の企業名をかたる「なりすましメール」を送り、偽のサイトにアクセスさせ、ID・パスワードなどの個人情報を盗み悪用する手口。
 「ワンクリック詐欺」は、動画閲覧中に突然「会員登録完了」などのメッセージを表示し、高額な料金請求をしてくる手口。
 「偽警告」は、「ウイルスが見つかりました」などの偽の警告メッセージを表示し、偽セキュリティソフトを買わせたり、ウイルス駆除費用を請求する手口で、私が経験したのはまさにこれです。
 「偽通販サイト」は、一見、普通のショッピングサイトに見えるが、お金だけ搾取して商品を送ってこない、または粗悪品・偽ブランド品を送ってくる手口。
 「ランサムウェア」は、パソコンやスマートフォンをロックして使えなくする悪意のあるソフトウェア。ロック解除のために金銭(身代金)を支払うよう求めてくる手口などです。ランサムウェアは最近、ニュースにもなりました。

 手口はますます巧妙になっていきます。どう対処するか、なかなか難しい面もありますが、私たち自身もその実体や手口を理解して、疑わしいメールは消去するのが一番の対策かもしれません。
コメント
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