鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

実物の効果絶大

2019年03月28日 | 議会活動

平成31年3月28日(木)

 

 集会の機会が増え、県政をはじめ様々な話題で意見交換する機会が増えています。自分の思いを上手く伝えているか、自問自答しながら進めていますが、結局、反省の多い内容で終わってしまいます。

 

 言葉だけで思いを伝えることの難しさをしみじみと感じます。私たちは話すことが仕事といわれますが、それは十分理解しているものの、正直なところ、得手不得手はあると思います。機会を重ねると上達するようですが、本人は納得できないことの方が多いと感じています。

 他人のスピーチを聞く機会も多く、よくあれだけのことをしゃべることができるのだと感心させられる場面の多いこと。自分に重ね、自己嫌悪に陥ってしまうことは少なくありません。

 

 話す時の心得は、話題はあれもこれもではなく、思い切って絞り込むことが大切のように思います。そして、起承転結はあらすじとして頭の中に組み立てておく必要があります。

 講演などでは、パワーポイントなどが使われ、映像を通じて話す側も聞く側も的外れとなることはほとんどありません。しかし、来賓の挨拶などでは、言葉だけで伝えることになり、公務などで原稿が用意されることもありますが、やはり自分の言葉で伝えたくなります。複数が挨拶する場面では、予め描いていたイメージと重複する場面もあり、聞く側が、また同じことを話していると思われることは極力避けたいという気持ちから、その場で臨機応変に対処する能力も必要かと思います。自分の挨拶だけに集中していると、他人の挨拶が耳に入らなくなり、思い通りにはなりません。頭の中に、多くの情報の引き出しを持っていないと、柔軟な対応はできません。

 

 さて、最近の話題では、新素材のCNFについて触れる機会が増えました。ある時に、本物を見たいという意見が会場からあり、その後は、製品化されたポケットに入る大きさのサンプルを持ち歩いています。説明の最中、直接見て触れる機会を提供するため、会場内に回すと、皆さんの興味を示す反応が感じられました。

 百聞は一見にしかずの類いなのか、私の下手な説明よりも、実物の効果は大変大きなものでした。

 

 それ以来、私のポケットには話題を提供する実物を常に持ち歩くことになりました。

コメント
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