GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

simを切ってマイクロsimカード

2014-07-13 22:00:13 | 買い物

雨は夜降り、昼間は晴れる日が続いているので昨日の朝、思い立ってベトナムのロクニンまで行ってスマホを買うことにしました。スマホなど無くても何とかなるには違いないのですが、ノートPC持って出歩くのは面倒だし、PCが壊れたとしてもスマホがあれば取り敢えず安心。壊れたHTC oneVは電波の受信が殆どできず基本的機能が果たせないもののWifiには繋がり、音楽を聞いたり懐中電灯代わりにはなっています。しかし、毎月カンボジのメットフォンとベトナムのモビフォンがそれぞれ3G通信分として5ドルと7万ドン引かれてしまうのが勿体ないような・・・。ちょうどHTCを買ってから2年も過ぎたことでもあるので然程の無駄遣いではないかも。

前夜降り続いた雨のため朝起きると道はドロドロだったので、陽が差して土が乾き始めた8時まで待って出掛けました。ガソリンスタンドに立ち寄ると価格表示は5,350リエル(136円)となっていたので2kmほど遠回りして4,800リエルの店まで行って給油しました。安い分だけ給油量が減らされているのではないか?との懸念を抱きつつ。サエンモノロムからKEO SEIMAまでの65㎞の山道を走るのも2ヵ月振りのことです。家を出る時には晴れていたのに山道は曇り空に覆われていて空気は冷たく、膝のプロテクターを付けていて正解でした。

1時間10分ほどでKEO SEIMAの町に着き、緑豆の甘味を1000リエルで食べながら一服。後は平坦な道路を走ってベトナムのホアルー国境ゲートを越えました。プノンペンまでの片道380㎞は日帰りは無理ですが、ベトナムのロクニンまでは片道150㎞ほどなので楽々日帰りできる距離です。

ロクニンの町には携帯電話の販売チェーン「The Gioi Di Dong」の店舗が国道沿いにあります。テーゾイジードンと言えば数年前、ホーチミン市のE-townビルのエレベータの中でかつてビエンホアの工場で働いていたTung君に偶然会ったことがありました。今はThe Gioi Di Dong社の財務責任者をしているとのことでした。確かに以前からしっかりした責任感のある仕事ぶりでしたから当然の身の振り方でもあり、また相応しい地位にあるようです。

ホーチミン市内の店舗とは違って流石にロクニンの店舗は品揃えが少なく、従業員ものんびりと自分の携帯を触って遊んでいました。それでも客が来ると一通りの接客はするものの下手糞なベトナム語を話すカンボジア在住日本人にはどう対応したら良いのか分からない様子。HTCのアンドロイド搭載機は使い勝手が悪かったし、4インチの画面も見難かったのでケースにあったウィンドウズフォーンのノキアLumia 625を買うことにしました。価格は4,590,000ドンなので2.2万円ほど。4.7インチの画面はかなり大きく感じました。これより大きいとポケットに入れるのが難しそう。

最近の携帯はマイクロsimカードに対応しているので今使っているsimが使えるかどうかが心配で店の人に訊ねたところ「使える」とのこと。OSやメーカーが変わるとまた慣れるまでが一苦労とは思いつつ取り敢えずネットに繋がれば用は足します。無事、ベトナム・モビフォーンの3G接続でグーグル画面が表示されることを確認して代金を支払い店を出ました。

さて、食品の買い出しへと思って市場へ行くもののホーチミン市のスーパーで売っているようなマヨネーズ、お酢、ハム、ベーコンなど欲しいものが見当たりません。市場はモンドルキリと大差ない・・・などと思っていると雨が降り出しました。雨脚は強まるばかりで、やっとのことでカフェに避難。1時間ほどカフェで雨宿りすることになりました。買ったばかりのスマホをいじる暇なく、「日本人と話をするのはこれが初めて」というウェイトレスの相手をすることに。そう言えばベトナムでは中国との対立のお蔭で親日ムードが広がっているとか最近の新聞にあったような・・・

雨が小降りになってから雨具を着てカフェを出て昼食に立ち寄り、再び国境を越えてモンドルキリに戻って来たのは4時半。途中、サエンモノロムの15㎞ほど手前で強い雨に降られましたが、サエンモノロムの道路は濡れてませんでした。家に着き、カンボジア・メットフォンのsimに交換しようとケースを外すと、何と入っていたモビフォンのsimは小さく切られてマイクロsimの大きさになっていました。

カンボジア・メットフォンのsimはどうすれば使えるのか?メットフォンの店に行き「マイクロsimに交換して貰えますか」?と聞くとsimは標準サイズのものしかないそうで、マイクロsimにするには切れば良いのよ、とやや大きめのホッチキスのような器具を取り出しました。力を入れて押せばマイクロsimの大きさに切断できるものです。合理的と言えば合理的ではありますが、失敗してズレて切れちゃったらどうするの?と思ってしまうのは日本人的発想なのでしょうか?

家に持ち帰り、simを入れ替えると無事カンボジア・メットフォンの3G接続が確認でき、一安心。Lumia625は日本語表示も言語設定メニューの中にあるので使っていたHTCよりもかなり便利です。日本語入力はダウンロードしないと使えませんが、取敢えずはこれで十分です。



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