GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

ペンシル・スーパーの日本製品

2014-03-10 23:11:23 | 買い物

引っ越しの度に台所用品は処分を重ね、もう家財道具は増やさない、との思いはあるもののやはり自炊をするとなると鍋一つでは何かと不便。モンドルキリの市場周辺で売っている鍋はアルミ製ばかり。安いからまぁ良いか、と買ってみたものの取っ手もアルミなので加熱しとてもフライパン代わりには使えません。それにアルミとアルツハイマーとの因果関係は特に調理器具では微量のため問題にならない、とのことのようですが、日々記憶力が衰える身にはそれでも何処か不安。

プノンペンに行った序にスーパーに寄って台所用品や加工食品を買うことにしました。モニボン通りに以前は「越南市場」というベトナム系のスーパーがあり、アパートから近いこともあって少なからず利用してました。ベトナム製加工食品が多く置かれ、味の素ベトナムのマヨネーズなども安かったという記憶があります。ところが今回立ち寄ってみると「越南市場」の入っていた建物は電気店に変わっていました。

仕方なく、混雑するLucky Marketの前を素通りして閑散としたPencil superへ。マヨネーズが無いならオリーブ油を買っとてドレッシングを作ることにしよう。と思っていたらスーパーの売り場にキューピーマヨネーズが陳列してありました。「日本から輸入したものは高いのでパス・・・」と思いつつ一応手に取ると何とベトナム工場製品。何時の間にキューピーがベトナムに工場を作ったのでしょう。モンドルキリで買うハンバーガーやプノンペンの韓国料理店のトンカツなどにもマヨネーズが掛かっているのでベトナムでも潜在的なマヨネーズ需要は大きいのかも知れません。「No.1 Market Share in Japan」と書いてあるところが如何にも「ベトナムでは知名度低いですが」という意味に聞こえてしまいます。ここでも昨日立ち寄った店で国籍を聞かれ、答えると返って来た言葉は「Ajinomoto」。TVコマーシャルが効果的だったのでしょうか?

ベトナム製キューピーマヨネーズの価格は思いの外高く、130gで1.65ドルでした。いつもこの店で買うのはニッシンの出前一丁麻油面。シンガポール製ですが、日本のインスタントラーメンの味がします。5個入り2.6ドル。

プノンペンのゲストハウスにシャンプーが置いてなかったので、シャンプー売り場へ行きました。インドネシア製ギャツビーを買うつもりが、目に留まったのはタイ製ライオンの「植物物語」。何処かに爽やかなコマーシャルの印象が残っていました。オラウータンの住む森を焼き、パームオイルのプランテーションと化した姿はたぶんモンドルキリのゴムプランテーションを遥かに凌ぐ規模なのだろうとの思いも過りましたが。

細かい字をよく読んでみると、この「植物物語」はシャンプーではなくボディーソープと書いてありました。いつからのことなのか日本に帰ると風呂場から石鹸が消え、ボディーソープが置かれるようになり、洗面台にも液体ハンドソープ。一番困るのは頭を濡らしてさあシャンプーと思った時に幾つもあるボトルの中どれがシャンプーのボトルなのか判別が付かないことです。

陳列棚の前で「植物物語」を手に取って考えました。今使っている安い石鹸は油脂が残った感じがあることだし、シャンプーで身体を洗うよりボディーソープで頭を洗う方が抵抗感が少なそう。そもそもシャンプーを使うほどの髪の毛の長さではありません。殆ど石鹸も使わずにシャワーを浴びていた時期もありましたが、ここでの生活は埃塗れでそうもいきません。

などと理由を付けて結局のところ「植物物語」を買いたかったわけです。原田知世だったかのコマーシャルの世界を思い出し、安らぐものを感じただけのことなのでしょけど。使ってみると一個0.45ドルのLUX石鹸と違って油脂の残る感じもなく、泡立ちも良くて快適でした。ベトナムでも感じましたが、概してシャンプーなども日本のものよりも泡立ち成分が多く含まれているみたいに感じます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿