渋谷のハチ公、上野の西郷さんよりもサエンモノロムの水牛像は「有名」です。それだけこの町には何もないからで、一度この町を訪れと、この町の名を忘れても水牛像があったことだけは忘れることはなさそうです。この水牛の前で記念写真を撮っている観光客の姿もありましたが、見かけた限りではアジア系の人々だけで、今日は中国人でした。この町を訪れる観光客の多くは欧米系の人々なのですが水牛像には興味ないみたいです。
ネイチャーロッジも乾期のこの時期、宿泊客の数は増え、お蔭で毎日あったバンガローの掃除も2日に一度。今週は3日も掃除なし、ミネラルウォーターもなしの日が続きました。
きょうは朝から風が強く、伸びすぎたキャッサバの茎は風に煽られて今にも折れそうなほど傾いていました。飛ばされた落ち葉が木の幹に張り付いたままになっていました。空を見上げると低い雲は流されるものの上空の雲は動いていません。
日中の最高気温は28度から30度ほど。十分水浴びが出来る暑さです。それでも日没と共に急に空気は冷え、最低気温は20度を切っています。夜になると湿度も上昇するため夜の冷え込みは時にシュラフが欲しくなるほどです。
町に夕食を買いに行った帰り、西の空には夕焼け空が広がっていました。高原で見る夕焼けは格別でした。