雨上がりの澄んだ空気の朝、野鳥の鳴き声もいつになく賑やかでした。ウグイスやメジロに似た鳥が木々をウロチョロしているのは毎日のことです。動きが速くてカメラに収めることが出来ないでいましたが、遂にやっと一枚、餌の毛虫を捕獲し、枝の上でじっくり味わっているところを目撃しました。寝起き早々、小学生が念願のカブトムシを捕まえた時のような満足感に浸ることが出来ました。
昨日の泥の坂道での恐怖感も残り、天気も良いので歩いてネイチャーロッジ前の坂を下りました。
途中、水牛の世話をする少年や小川で丸裸になって洗濯をする幼い子供の姿がありました。
何故か道の真ん中に牛の上顎と思われる骨が落ちてました。昼過ぎに再び通った時には犬がこの骨を咥えて歩き去るところに遭遇しました。電線に凧や洗濯物がひっかかっている光景はプノンペンで何度か目にしましたが、ここは山の中、木の枝がぶら下がっていました。
道路と庭との段差が大きい民家。この板でバイクも上り降りする勇気は私にはありません。流れる水に抉られた溝は深いところでは3m近くありました。万が一滑ってバイクごとこの溝に落ちたら・・・・と思うと雨の日は通りたくない道です。
ダンプカーが次々と土を運ぶので小川を暗渠化した道の傾斜もだいぶ緩くなっていました。土も思いの外乾いていましたが、それでも滑って泥の中に嵌ってしまうバイクの姿もありました。だいぶ草臥れたHINO製ダンプカー。それでも立派に仕事をしています。もっともその機能を維持するためにどれだけの労力が払われたのかを知るべきなのでしょうけど。ドアには「上田市常盤城成澤土建」との文字が読み取れました。