一か月過ごしたネイチャーロッジでの宿泊も昨夜が最後。最 後の一週間はシーツの交換どころか掃除・ゴミ捨てやトイレットペーパーや飲料水の支給もなく少々腹を立てました。プノンペンの8ドルのゲストハウスでも2日に1度はシーツの交換はしてくれてたことでもあり。
最後の夜のバンガローに来た客はセミでした。ぶんぶん音を立てて飛び回り、ゴツゴツ壁板にぶつかる音が聞こえたので、もし蜂だったら勘弁と首をすくめ、戸を開けて暫く待ちました。暫く静かだったのでてっきり出て行ったものと思ったのですが、壁にセミの姿がありました。ベッドに入ってからも床下からは牛か馬がノソノソしてりう音がし、天井では出口を見失ったセミの飛び回る音が続いてました。
朝になって荷物をまとめているとバッグのファスナーの取っ手がポロッと落ちました。マンゴーを入れておいたのを忘れてました。見るとマンゴーはしっかり蟻に喰われてます。そんなこともあるかとポリ袋に入れて縛っておいたのに、ポリ袋ごと食い破られていました。そこまではある意味想定内。しかし問題は、バッグのファスナーを食い破られたことです。まだ買って2か月。しかも日本で買った無印良品。これがプノンペンの市場で買ったものなら諦めもつくのに。
電力の申し込みは済んでいるのにチップもしくは賄賂を渡さなかったせいか金曜日に配線工事はなく、したがって少なくても土日の今日明日は電気なしの生活となりました。
外はまさに漆黒の闇。入り口のドアは片開き状態なのに外と壁との境が見えません。時折前の道を通り過ぎるバイクや自動車のヘッドライトが見えるだけです。