雨上がりの夕方に街を歩いてみると、サイゴンに比べプノンペンの中心部は随分と狭いことに気付きます。バイクタクシーやトゥクトゥクの運転手に声を掛けられ続けるのは煩わしいものですが、時にはご厄介にもなるわけだし、まったく声を掛けられないというのも寂しいものがあるかも知れません。
今年上半期のカンボジアの自動車と二輪車車の輸入合計は、昨年同期比60%増の335,131台だそうです。6月時点での登録台数はバイク149万台、トラック、バス乗用車が30万台だとか。ということは半年で20%以上も増えたことになります。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011081251031/Business/imports-of-vehicles-on-the-increase-this-year.html
交通渋滞が問題にされてもいる道路事情のようです。しかしサイゴンやバンコクで経験した渋滞を思えば、時折工事渋滞の時にイラつくことはあっても格段の違いではないかと感じていますが、このペースで増え続ければどうなることか。
サイゴンの街との比較では、自動車対バイクの保有比率がプノンペンは2:10、HCM市では1:10ほどのようでで自動車の多さが目立ちます。人口100人当たりではプノンペンが8.5:45、HCM市は2009年データによると5.6:58ですが、プノンペンの人口はHCM市の1/3程度のためかバイクの多さは驚くほどではありません。
どちらも日本と違って車やバイクは右側通行です。フランスの道路建設の名残なのかどちらも街中では信号のないロータリー交差点が多く、エンストし易いバイクに乗ってると面倒です。しかしHCM市のAn Suongロータリーの殺気立った混雑を思えばまだまだ平和で許容できる範囲内というべきです。
ベトナムでは禁止標記がなければ交差点の信号が赤でも右折が可能ですが、ここでは法的には不可となっています。多くの交差点は、直進と右折の青信号が終わった後左折の青信号が点灯するため赤信号での待ち時間はベトナムより遙かに長く、そのため左折信号点灯時に直進するバイクが殆ど。交通警官がその場に居ても取締対象外のようです。
時折、ノンヘルのバイクが交通警官に呼び止められている場面を見ます。しかしベトナムと違ってバイクの後部座席の人間はノンヘルでも止められることはないようで、バイクタクシーも客用のヘルメットを用意してません。
路上のバイクを警察がトラックに乗せて運び去る光景はベトナム同様何度も目にしました。プノンペンではそれがどのような理由によるものなのかは知りません。
5・6年前だったか、随分と右ハンドルの車が多かったように感じましたが、今はさほどでもなく、殆どが左ハンドルです。NISSANマーチとかパジェロ・ミニなど(あまり新しくなさそうな)は今でも右ハンドル車が走っていました。最近になって右ハンドル車の輸入が不可になったのでしょうか?ベトナムでは右ハンドル車は通行も輸入も禁止とされています。
長距離バスはあっても市内路線バスがまだなく、その意味では益々バイクを増やすことに繋がるわけですが、しかし、HCM市では路線バスが増えたにも関わらずバイクの増加を抑制する効果はなかったようです。というか、路線バスの荒っぽい運転こそが最も危険要因と思えるものがありました。このインフレ下でも市街地4,000ドン、郊外のクチまで1時間走っても5,000ドン(25円)という低料金も極端に感じます。
それでも賃金水準との比較ではどうなんでしょう。子供の頃には日本でもバスに車掌さんが乗っていた時代は10円とか15円の運賃だったような。あの頃の高卒初任給が1万円以下だったとも考えられません。
プノンペンの路線バスは、はたしてどのような水準で検討されているのでしょうか。
今年上半期のカンボジアの自動車と二輪車車の輸入合計は、昨年同期比60%増の335,131台だそうです。6月時点での登録台数はバイク149万台、トラック、バス乗用車が30万台だとか。ということは半年で20%以上も増えたことになります。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011081251031/Business/imports-of-vehicles-on-the-increase-this-year.html
交通渋滞が問題にされてもいる道路事情のようです。しかしサイゴンやバンコクで経験した渋滞を思えば、時折工事渋滞の時にイラつくことはあっても格段の違いではないかと感じていますが、このペースで増え続ければどうなることか。
サイゴンの街との比較では、自動車対バイクの保有比率がプノンペンは2:10、HCM市では1:10ほどのようでで自動車の多さが目立ちます。人口100人当たりではプノンペンが8.5:45、HCM市は2009年データによると5.6:58ですが、プノンペンの人口はHCM市の1/3程度のためかバイクの多さは驚くほどではありません。
どちらも日本と違って車やバイクは右側通行です。フランスの道路建設の名残なのかどちらも街中では信号のないロータリー交差点が多く、エンストし易いバイクに乗ってると面倒です。しかしHCM市のAn Suongロータリーの殺気立った混雑を思えばまだまだ平和で許容できる範囲内というべきです。
ベトナムでは禁止標記がなければ交差点の信号が赤でも右折が可能ですが、ここでは法的には不可となっています。多くの交差点は、直進と右折の青信号が終わった後左折の青信号が点灯するため赤信号での待ち時間はベトナムより遙かに長く、そのため左折信号点灯時に直進するバイクが殆ど。交通警官がその場に居ても取締対象外のようです。
時折、ノンヘルのバイクが交通警官に呼び止められている場面を見ます。しかしベトナムと違ってバイクの後部座席の人間はノンヘルでも止められることはないようで、バイクタクシーも客用のヘルメットを用意してません。
路上のバイクを警察がトラックに乗せて運び去る光景はベトナム同様何度も目にしました。プノンペンではそれがどのような理由によるものなのかは知りません。
5・6年前だったか、随分と右ハンドルの車が多かったように感じましたが、今はさほどでもなく、殆どが左ハンドルです。NISSANマーチとかパジェロ・ミニなど(あまり新しくなさそうな)は今でも右ハンドル車が走っていました。最近になって右ハンドル車の輸入が不可になったのでしょうか?ベトナムでは右ハンドル車は通行も輸入も禁止とされています。
長距離バスはあっても市内路線バスがまだなく、その意味では益々バイクを増やすことに繋がるわけですが、しかし、HCM市では路線バスが増えたにも関わらずバイクの増加を抑制する効果はなかったようです。というか、路線バスの荒っぽい運転こそが最も危険要因と思えるものがありました。このインフレ下でも市街地4,000ドン、郊外のクチまで1時間走っても5,000ドン(25円)という低料金も極端に感じます。
それでも賃金水準との比較ではどうなんでしょう。子供の頃には日本でもバスに車掌さんが乗っていた時代は10円とか15円の運賃だったような。あの頃の高卒初任給が1万円以下だったとも考えられません。
プノンペンの路線バスは、はたしてどのような水準で検討されているのでしょうか。