国道4号線沿いの工場で用事を済ませた後、「魚を食いに行こうぜ、KEPまで」と誘われたので「じゃバイクで付いて行くから」と答えたのですが、結局は勧められるままにバイクは置いて車に便乗して出かけることにしました。一人で何時でもバイクで行くことはできる訳だし。
ケップへは昨年ベトナムからバイクで行ったことがありましたが、プノンペンからは初めて。国道3号線を下れば150kmほどではないかと思います。シハヌークビルへ行くよりは遙かに近い距離です。
交通量はサイゴンに向かう国道1号よりも少なく田園風景をのんびり見ながら居眠りしつつの、車内で煙草を吸えないこと以外は快適なドライブ。ちょうど今の時期は田植えの季節でした。多くは田植え直後といった風景ですが、稲の束が置かれ、田植えの最中のところもあります。5月と比べると晴れていても車のエアコンが十分用を足す気温です。
昨年、タケオからカンポートに向かう道路が延々と工事中で埃まみれでしたが、今回プノンペンからケップへの道は完全に舗装され、またカンポートに続く鉄道も再建工事が進んでいました。カンボジア人のドライバー曰く「中国製の車両が走ることになるんだけどね」。
プノンペン生活‐-日本やベトナムに居るよりも解放されるつもりでしたが‐-を抜け出すとやはり何処か身体の細胞や血液の流れが良くなったような気分になります。田圃風景もベトナムのだだっ広いだけの田圃とは何かが違います。
2時間ほどでケップの海岸に着きました。海沿いのレストランに入ると、同行者の内二人は厨房へ直行し、品定めしつつ蟹と海老と魚の値段交渉。素材と値段を決めてから最後に調理方法を相談してました。
僕以外の三人は身体の大きさもそれなり。胃袋が丈夫なようでしかも若いためか食欲旺盛。にもかかわらず、東アジア文化圏の仕きたりなのか年長者ということで一番大きな蟹が皿に乗せられてしまいました。折角の新鮮な海産物ですが、調味料がどうも有り難味を減少させているような。次回来る時はスーパーでキッコーマンを買って持ち歩くべきかと思いました。
雨の多いこの季節、岸に近い海の水は土色をしていました。遙か沖の方は緑色に見えます。海岸近くの小島やフーコック島を眺めながらの時間を気にしないランチの後、小さな市場を覗き、ドリアンを立ち食いしてから帰り道の途中で胡椒農園を見に行きました。
「The Vine Retreat」という名で「蔓庵」という意味でしょうか?胡椒はつる植物なのでなかなか洒落た名前です。メイン道路から少々山近くに入った場所なので少々不便といえば不便で宿泊施設の「庵」にはそう多くの客は来ないだろうとも思えるのですが、しかし今の時代、それがまた魅力であるようできょうの予約は満杯とのことでした。
www.thevineretreat.com
何処に泊まるかはともかく、またケップには何度か来てみようと思います。
ケップへは昨年ベトナムからバイクで行ったことがありましたが、プノンペンからは初めて。国道3号線を下れば150kmほどではないかと思います。シハヌークビルへ行くよりは遙かに近い距離です。
交通量はサイゴンに向かう国道1号よりも少なく田園風景をのんびり見ながら居眠りしつつの、車内で煙草を吸えないこと以外は快適なドライブ。ちょうど今の時期は田植えの季節でした。多くは田植え直後といった風景ですが、稲の束が置かれ、田植えの最中のところもあります。5月と比べると晴れていても車のエアコンが十分用を足す気温です。
昨年、タケオからカンポートに向かう道路が延々と工事中で埃まみれでしたが、今回プノンペンからケップへの道は完全に舗装され、またカンポートに続く鉄道も再建工事が進んでいました。カンボジア人のドライバー曰く「中国製の車両が走ることになるんだけどね」。
プノンペン生活‐-日本やベトナムに居るよりも解放されるつもりでしたが‐-を抜け出すとやはり何処か身体の細胞や血液の流れが良くなったような気分になります。田圃風景もベトナムのだだっ広いだけの田圃とは何かが違います。
2時間ほどでケップの海岸に着きました。海沿いのレストランに入ると、同行者の内二人は厨房へ直行し、品定めしつつ蟹と海老と魚の値段交渉。素材と値段を決めてから最後に調理方法を相談してました。
僕以外の三人は身体の大きさもそれなり。胃袋が丈夫なようでしかも若いためか食欲旺盛。にもかかわらず、東アジア文化圏の仕きたりなのか年長者ということで一番大きな蟹が皿に乗せられてしまいました。折角の新鮮な海産物ですが、調味料がどうも有り難味を減少させているような。次回来る時はスーパーでキッコーマンを買って持ち歩くべきかと思いました。
雨の多いこの季節、岸に近い海の水は土色をしていました。遙か沖の方は緑色に見えます。海岸近くの小島やフーコック島を眺めながらの時間を気にしないランチの後、小さな市場を覗き、ドリアンを立ち食いしてから帰り道の途中で胡椒農園を見に行きました。
「The Vine Retreat」という名で「蔓庵」という意味でしょうか?胡椒はつる植物なのでなかなか洒落た名前です。メイン道路から少々山近くに入った場所なので少々不便といえば不便で宿泊施設の「庵」にはそう多くの客は来ないだろうとも思えるのですが、しかし今の時代、それがまた魅力であるようできょうの予約は満杯とのことでした。
www.thevineretreat.com
何処に泊まるかはともかく、またケップには何度か来てみようと思います。