常識について思うこと

考えていることを書き連ねたブログ

京都還幸でない帰京

2009年03月29日 | 独り言

ネットでニュースを見ていたら、「天皇陛下が帰京」なんていう見出しがあったので、てっきり京都にでも戻られたのかと思いました。いやいや、そりゃ違ったです。

そこで、あらためて、ウィキペディアで「東京奠都」などという項目を読んでみたりしました。ウィキに記載によると、「東北の平定が未だに行き届かないこと、諸国の凶作、国費の欠乏など諸々の理由で京都への還幸を延期することが京都市民に発表された」らしいですが、未だに延期されている理由は、なんじゃろか・・・。

ある方に対して、明治維新時にあったとされる南朝クーデターの話をしたら、足利氏こそ逆賊だと叱られた・・・という話も聞きます。たしかに義満あたりでは、だいぶいろいろあったみたいですが、歴史とはなかなか面白いものです。

このブログでも、一時期、議論を重ねた話でもありますが、私自身、どうしてもこうした説を否定することができんのです(「責める前に学ぶこと」参照)。

明治初期の遷都やら奠都には、大久保利通が深く関わっているらしいですが、麻生さんは、このあたりの真相をどこまでご存知なんでしょうかね。

ま、私としては、どっちでもいいと思っています。もし、明治維新時の南朝クーデターを論って逆賊云々の話をするのなら、大化の改新という一大クーデターまで遡るだけのことなので・・・(「日本建国史の再考」参照)。

コメント (6)
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