ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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活動は広がるものと思って立ち向かう

2008-03-05 | 育児
 子どもたちが活動しやすいように,ねらいを明確にし,そのねらいにそって活動を仕組むが動き出すとそのねらいにそった活動だけには終わらない。目の前の起きた事に執着したり,興味関心が広がったりし,活動が広がっていく。活動を始める前にねらいを伝えるだけでは,ねらいにそった活動になるかどうかはわからない。
 自分で広がった活動を上手くまとめられればよいが,多くの場合,上手くまとめられない。まとめ役が必要となる。ねらいをいつも意識している教師が,ねらいから逸れていかないか見守り続けないと満足できる活動にはならなくなる。
<ねらいの実現のための取り組み>
・ねらいを言い続ける。
 「ねらいは,これだね。」
・ねらいと活動をつなぐ
 「この活動は,ねらいに沿っている?」
・ねらいに結びつける
 「この活動は,こう考えるとねらいにつながるね。」
・まとめ役を作る
 「ねらいに沿っているか,気をつけて見ててね。」
 「ねらいの沿った活動になったかな?」
ねらい通りの活動になっていれば,指導はしやすい。ねらいから外れたと感じたときが腕の見せ所。活動が広がることで思わぬ結果が生まれることがあるので,子どもの活動を否定するのではなく,何とか生かせないか考えることが大切になる。
 これがうまくできるようになるには,日頃の努力の積み上げしかない。これは,教師自身が子どもから学ぶ目を肥やすことになる。


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