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別れを考える

2017-03-15 | 育児
 いよいよ年度末となり、あわただしい毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
 
 この年度末につきものが、「別れ」です。

 親しい人との別れは、とても辛いものです。できれば避けたいと思うのが私たちです。

 避けたい理由は、
 ・関係が断たれる(弱くなる)
 ・築いたものがなくなる(使えにくくなる)
 ・思いを通わせにくくなる。(通わせなくなる)
 ・関わりを深めたいという思いを断たなければならない
 ・まだやり残したことがある
 など たくさんあります。

 別れがわかっている場合は、それなりの心の準備をする時間がありますが、突然の別れになると、いきなりこれらの理由がやってくるので、その衝撃も強くなります。

 このことから考えると、別れについての心の準備ができていれば、衝撃が少なくて済むということになります。

 その時にふっと浮かぶ言葉が、 一期一会 です。

 出会っているその一瞬の時間の中で、悔いが残らないように誠意を尽くし、精一杯力を尽くす
 
 この姿勢です。
 
 ここには、心から相手を思う強い意思を感じます。

 これならば、

 別れても悔いはありません。
 すべてをやり切った、力を出し切った充実感があります。

 それでも別れに辛さを感じるのならば、ひょっとすると相手に「依存」している自分がないだろうか探ることになります。

 依存があると別れられません。

 もし、別れが「依存」を断ち切る機会を強制的に作ってもらったのだと考えたらどうなるでしょう。

 依存から自分の力で抜け出せない自分に気づくことができます。
 そして、依存している自分を責めるのではありません。そこにとどまるのではなく、依存を断ち切った後の自分探しをしなければなりません。

 新たな依存を作るのか、それとも、依存をやめ自立に向かうのか、その選択をする自分が求められています。

 新たな依存を作るために、新たな出会いを作ろうとするかもしれません。
 自立のために、自分の力で何ができるのかを探るかもしれません。

 すべて自分次第です。

 
 今の自分にとって、どの選択をするのか、別れを迎えた今、それを考える機会が現れています。


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